2015年 9月

きょうのごはん 9月25日

2015/09/25

2015092520150925 (2)  (おひるごはん)
  ・まきまきごはん
  ・豆腐ナゲット
  ・野菜のゼリー寄せ
  ・とろろ昆布のおつゆ

  (おやつ)
  ・ケーキ
  ・リンゴジュース

 

*本日のまきまきごはんの中身は、じゃこと出汁をとった後の削り節を甘辛く炊いたものを混ぜ込みました。

豆腐ナゲットには、摩り下ろした麩をたくさん加えてフワフワ感が出るように工夫しました!

また先日保護者の方から頂いたたくさん栗を煮詰めたお砂糖と絡めたものをおやつのときにケーキの付け合せにしました。栗の香りとほのかな甘さが、甘さを抑えたシンプルなケーキととても良く合いました。

改善

2015/09/24

先日、点検の時期を迎えた車をディーラーに持って行って点検していただきました。1時間くらいで点検が終わると聞いたので、待合室に入って一人掛けのソファに腰掛けると、案内してださったサービスの方がメニューを持って来て、飲み物は何が良いかとたずねてくださいます。アイスコーヒーをお願いして、本を読んでいると早速アイスコーヒーを持って来てくださいました。コーヒーの表面が細かな泡で覆われていたので、ボトルから注いだのではなく、コーヒーメーカーで作ってくださったのでしょう。小さなお菓子までついていて、まるでカフェのようです。

そのディーラーでは、以前は紙カップに注ぐタイプの自動販売機が設置してあって、お客さんが自由に飲み物を飲めるようになっていたのですが、今回はスタッフの方がカフェのようにサービスしてくださいました。その他にも自分で自由に飲み物が楽しめるように缶やペットボトルの自販機も置いてあります。もちろん無料です。

取り扱っている車のカタログはもちろんですが、雑誌やテレビ、小さな子どもが遊ぶスペースなど、お客さんが待ち時間を快適に過ごすことができるような工夫が凝らされています。

そういえば、少し前までは一人掛けのソファはありませんでした。無料の自動販売機で飲み物を自由にいただけるだけでも、お客さんが過ごしやすいように配慮してくださっているのだと思っていましたが、さらに改善されたようです。

トイレに行こうと部屋を出ると、以前はオフィスとして使われていた広い部屋が、お客さんの待合室として開放されていました、こちらもソファや雑誌があり、観葉植物などの緑も置いてあって、くつろげそうなスペースになっていました。

ついつい、毎日のことだから、そのままで良いのではないかと思いがちですが、そのままにしないで、常にお客さんの事を考えて、改善を続けてゆこうとされているのだろうな。と感じました。

きょうのごはん 9月24日

2015/09/24

20150924 (2)20150924  (おひるごはん)
  ・ごはん
  ・さばのおろし煮
  ・かぼちゃサラダ
  ・みそ汁

  (おやつ)
  ・アップルポテト
  ・牛乳

 

*本日の給食は、新メニューです。さばのおろし煮は、さばの匂いが苦手な子どもが多かったです。みそ汁にもニラを使い、どうかな?と思っていました。子どもたちは、思っていた味と違って少し戸惑ったみたいです。かぼちゃのサラダには酢を沢山使いました。意外な味だったのですが、さっぱりして食べやすかったみたで、おかわりを沢山してくれて完食でした。

2015/09/23

空が高くなってきました

空が高くなってきました

シュウメイギク(キブネギク)

シュウメイギク(キブネギク)

お寺の参道を歩いていたら、ふっといい香りが漂ってきました。ふと見ると、ギンモクセイがかわいらしい花をつけていました。そういえば9月も下旬です。季節は進み秋は深まっているのですね。

忙しくバタバタしていて、季節が進んでいることにも気づ

ギンモクセイ

ギンモクセイ

キンモクセイ

キンモクセイ

かないなんて、こころに余裕がない証拠ですね。余裕がなくなると、
シュウメイギク(キブネギク)

シュウメイギク(キブネギク)

ヒオウギ

ヒオウギ

目の前のことしか見えなくなって、遠くにある本当に大切なことが見えなくなってしまうことがあるので、気をつけなくてはなりません。

忙しすぎて、余裕がなくなると楽しいからやっているはずのことが、やらなくてはならないことに変わってしまいます。余裕はあそびと言ってもいいかもしれません。車のハンドルだってブレーキだってあそびがないと、ちゃんと機能しません。

余裕とあそびごころを忘れな

ススキ

ススキ

ヒガンバナ

ヒガンバナ

いようにしたいものです。

そう思って、秋を探してみると、ちょっと気をつけて見ただけでいろんな秋が見つかりました。

描く 2

2015/09/22

お地蔵さまの姿を描いていた年長児たち。一所懸命に取り組む姿がとてもステキでした。何度も言いますが、集中しているときの顔、特に目がステキです。

もちろんどの子も一様に描くわけではありません。さっと筆が進む子もいれば、なかなか描き始められない子もいますし、「どう描いたらいいのかわからへん・・・」と困っている子もいます。そんな子には、保育士の先生が、その子にはお地蔵さまがどう見えているのか、などその子が自分のイメージを具体的にしやすいように声をかけたり、自信を持てるような声がけをしていました。

割り箸ペンで輪郭を描き終わったら色をつけます。石でできたお地蔵さまは石の模様や、苔が生えている所はあるにしても、基本的にはグレーです。何を使って塗るかを考えないと、画面がグレー一色になってしまいます。保育士の先生は、すごく薄くしたグレーの絵の具を使って、お地蔵さまのお身体だけを塗ることを子ども立ちに提案したようです。子どもたちはとても良い感じに仕上げていました。お花がお供えしてあるのですが、子どもたちはそのお花もしっかり描いて、そこだけに違う色を入れており、それがアクセントになって画面が引き締まりました。

毎日登降園の時には手をあわせ、地蔵盆の前には一所懸命にお身拭いをして、美しくなっていただき、地蔵盆ではお参りをしたお地蔵さま。お地蔵さまが、一瞬光って笑うところを見た子もいます。そんな経験を経て子どもたちのお地蔵さまへの思いはいつもより深くなっていたでしょう。だからこそ、先生はこの時期に子どもたちにお地蔵さまを描く機会を提供したのだと思います。今までの経験によって子どもたちの心の中にお地蔵さまが深く入っていらっしゃるからこそ、絵を描くことができるのです。

もちろん、いろいろな経験を経なくても、「お地蔵さまを描きなさい」といって描かせることはできます。でもそれでは、ただ描いただけになってしまって、心からの表現ではなくなってしまいます。

先日開催した祖父母会で、展示されたお地蔵さまの絵をご覧になった方が、芸術作品ですね。と仰ってくださいました。描画技術というよりも、子どもたちの心の中のお地蔵さまが紙の上に現れていらっしゃったからこそ、ご覧いただいた方がそう感じてくださったのだともいます。

20150922_描く2

20150922_描く2_2

描く 1

2015/09/21

9月に入ってすぐのある日、童形六体地蔵尊の前に年長の子どもたちが、並んでいました。お地蔵さまのお姿を描いていたのです。割り箸を削って作ったペンに墨汁をつけ、B4くらいの大きさの和紙風の上に描いてゆきます。

お地蔵さまを見つめる子どもたちの目は真剣そのもの。紙の上にお地蔵さまのお姿だけではなく、お地蔵さまの御心までを写し取ろうとしているかのようです。一心に描く子どもたちの傍らを通る参拝客の皆さんが口々に「上手だね」と声をかけてくださいますが、子どもたちはニコッとほほえみ返したら、またすぐに描きます。

一心に何かに取り組んでいるときの子どもたちの顔ほどステキなものはありません。そんな子どもたちのステキな顔が少しでも増えることを心から願ってやみません。
では、子どもたちのステキな顔を見ることができるのは、どんなときか?それは、その子が「やりたい!」と思ったことをやっているときです。「やりたい!」と思ったことに一心不乱に取り組んでいるとき、子どもたちはとても集中しています。集中しているときは、たとえ周囲が騒がしくても、全く意に介さず自分のやりたいことに取り組みます。そんな姿を見ていると、「片付けなさい!」なんて一方的に中断させるような言い方はとてもできません。

一心不乱とも言えるほど集中してものごとに取り組む経験を、子どもたちにたくさんさせてあげたいと思います。幼児期に集中する経験をたくさんしていると、その、充実感、楽しさ、満足感がよくわかるので、大きくなっても集中しやすくなります。勉強でも、スポーツでもどんなことでも、集中して取り組むことができるようになるのだと思います。

20150921_描く1

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お役に立つ 3

2015/09/20

「何かお役に立てることはありませんか?」年長児が何気なく私たちに投げかけてくれたことばが、いつも考えていることだったので、ちょっとビックリしました。

子どもが、「お役に立つ」ということばを使うのは、普段からご家庭や、園でそういうことばや考えに接しているからだと思います。子どもに一番近い大人が、何を考えて道子どもに接するか、それは人的環境として子どもの発達に大きく影響します。物的環境よりも影響力が大きいかもしれません。

ずっと前、子どもたちに指示したり、やらせたり、注意することが多かったときには、子どもたち同士も、「あかんでー!」「○○しぃや!」といった口調で話すことが多かったように思います。今では、子どもたちの中でも「どうしたかったの?」「何が嫌だったの?」「どっちがいい?」といった、相手の気持ちを尊重することばがけが、圧倒的に増えたように思います。もちろん、きついことを言って喧嘩をしていることもありますが、お互いの気持ちを汲むような態度で、仲裁していることもあります。

大人が、どんな心持ち、態度、言葉づかいで子どもに接するかによって、子どもの心持ち、態度、言葉づかいは大きく変わります。

大人が、子どもをひとりの人格として認め、上から目線でやらせようとするのでははなく、相手を尊重し、尊敬する基本的な姿勢を持っていれば、子どもどうしもそうなってくると思います。

子どもはみんな仏の子
子どもは天からの預かりもの
子どもは親の心を写す鏡

童形六体地蔵尊の前にこんな事が書かれた駒札が立っています。「親」を「保育者」に置き換えて、心を澄ませて子どもと接したいものです。

「楽しく、いきいき」

2015/09/20

先日、給食を作っている時のことです。4歳児の男の子が「先生、柿がある。」とすごい勢いで声をかけてくれました。「サラダに柿を使うよ。」と言うと「サラダに柿?」と不思議そうでした。その会話を聞いた先生が「サラダに柿?」と言って興味深々。「秋野菜サラダに使うねん。」と言うと「秋野菜サラダ~!!楽しみ~!!」と言ってくれました。このやりとりを、4歳児の男の子はじーっと見て笑っていました。その姿を見た時に、やっぱり大人が楽しく、いきいきしていると、子どもも楽しく、いきいきするんだなーと思いました。自分から毎日楽しく、いきいきと活動する事を実践して行きたいです。こんな風に思わせてくれた、4歳児の男の子ありがとう。

きょうのごはん 9月19日

2015/09/19

20150919 (2)20150919(おひるごはん)
・ごはん
・かき揚げ天ぷら
・コーン豆腐
・吸い物

(おやつ)
・フルーツ

 

 

*本日の給食のコーン豆腐は新メニューです。もっちりした食感が特徴です。かき揚げ天ぷらも人気でした。子どもも大人も大きな口で食べていました。

お役に立つ 2

2015/09/19

私が保育士の先生と監査の準備をしていたら、「何か先生のお役に立てることはありませんか?」とたずねて、ぞうきんがけを手伝ってくれた年長児の女の子。ぞうきんがけだけではなく、その前に掃除機をかけたり、遊びのゾーンを配置を変えるのも手伝ってくれました。とても助かり、うれしく思いました。なによりもうれしかったのは「何かお役に立てることはありますか?」とたずねてくれたことです。

当園は「みんなのいのち輝く!」を理念に掲げています。それはつまり、姿も形も考え方も、得意なことも苦手なことも、ひとりひとり違う人間が、それぞれにいきいきできること、お互いを認め合い、活かし合って、みんなが共により良く生きてゆくことです。
みんなで認め合っていっしょに生きてゆくことができるより良い社会を実現するために、自分のできること、得意なことで、みんなのために貢献する。そのことがうれしくてイキイキできる。そうなれると良いな。と思うのです。
そんなに難しく言わなくても、ありのままのお互いを認め合い、自分のできる事で精一杯皆さんの役に立つこと。そして、いきいきと生きることです。

ですから、普段から先生たちと話していると「みんなのお役に立つことができているか?」ということばをよく使います。ことばで言うのは簡単ですが、自分自身をふり返り、「今日は自分の得意なことで、みんなの役に立つことができただろうか?」と自分に問い直してみると、自信を持って「できた!」と言えることは少ないかもしれません。

子どもが「何か先生のお役に立てることはありませんか?」とたずねてくれたときには、いつも心に留めている「お役に立つ」ということばを子どもが普通に使ったので、少し驚きました。その子は掃除をしている大人を見て、「何か自分にできる事はないか。」「役に立てることはないか。」心からそう思ってくれたのでしょう。

うれしいことです。ありがたいことです。そして、「あなたは心からそう思っているか?」「お役に立つを実践しているか?」と問い直されたようで、気持ちが引き締まりました。

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