前にも紹介しましたが、当園では年に4回、端午の節句、七夕、11月、ひなまつりの日に、お昼ごはんをお膳を使っていただく機会があります。0・1・2歳児は、ランチプレートを使ってみんなで食べますが、3・4・5歳児はひとりひとりのお膳を使っていただいています。全員が同じ部屋で食べるので、みんなで食べる楽しさも味わえますし、小さい子は、大きい子が食べているのを見ることができます。
3・4・5歳児の子どもたちは少し緊張しながらも、いつもとは違う雰囲気を楽しんでいるようです。もともとは伝統的な食文化の一端を体験する機会があればと始めましたが、もう20年以上も続けています。
今年も端午の節句をお祝いして、お膳を使って昼食をいただきます。5月5日は休園ですし、連休が続くので、今年は5月1日に行います。前日の夕方、幼児クラスの先生が、2階の保育室のあそびのゾーンを全て片付けて、お膳を列べて用意をしていました。5歳児のSちゃんが、どうしても手伝いたかったらしく、一生懸命に先生のお手伝いをしている声が、1階の玄関ホールにいた私にも聞こえてきました。どうやら、お膳や座布団を列べているようです。何をしているのか見に行ってみたいという思いもありましたが、邪魔をしてしまうかもしれないと思ったので、少し待つことにしました。