「おひるごはんをもっともっとたのしくしたい!」そんな思いで調理の先生方が中心になって始めてくださった「○○やさん」シリーズ、5月にはハンバーガー屋さんが開店しました。おおきなねらいは、「たのしくいただきます」ですが、そのなかでも、「子どもが選ぶ」ことをテーマにしてみたそうです。今までと同様、「いつ食べるか」そして「誰と食べるか」そして「どの種類を食べるか」を子どもたちに選んで欲しいというねらいがあったようです。
今度はハンバーガー屋さんを開店したい!そんな調理担当の先生方の想いを形にするために、話し合いました。せっかくハンバーガー屋さんを開店するなら、子どもが、「○○バーガーください」と選ぶことができるように、3種類くらいのハンバーガーを作りたいと、調理の先生達が3種類のハンバーガーを作ってくれることになりました。
ある日、職員のロッカールームにポストが設置されました。そのポストは毎月一定期間ロッカールームに設置されます。設置しているのは調理担当の先生方です。そのポストは、調理の先生方が新メニューの開発にあたって、全職員から「こんなおひるごはんやおやつがあったらいいなー」「子どもと一緒に食べたいごはんやおやつ」というテーマでリクエストを募集し、それを形にしよう!ということから始まったものです。
ハンバーガーやさんが開店したのも、このリクエストポストに入っていたリクエストがその始まりだったのです。「みんなの願いを形にしたい!」「みんなのやってみたいをサポートしたい!」「それが、新たなメニューの開発、その先の子どもの歓びや笑顔につながれば!」という調理担当の先生方の熱い想いから設置されたポストなのです。
年度の変わり目に、このポストに「ハンバーガー」というリクエストがはいっていたそうです。このアイデアを元にどうやってハンバーガーを子どもたちに提供すると良いのか考えた結果、ハンバーガー屋さんという形をとれば、子どもたちが楽しいだろうということになったようです。
「職員みんなの知恵を集めて、子どもの楽しくいただきますに繋げたい」調理担当の先生方の願いが伝わってくる取り組みに、心を動かされました。