2014年 2月

楽しく取り組む

2014/02/16

それぞれの課題にとりくむこと、自分のレベルに合わせた練習は、やり甲斐があります。弦を押さえる指の先が痛くなっても、もう少しがんばろうと努力します。そこに楽しいという気持ちと、弾けるようになりたいという願いがあるからです。

時間の経つのを忘れるくらい、何かに没頭する。多少声をかけても振り向かないくらい集中して何かに取り組む。園ではそんな子どもたちの姿をよく目にします。それは、その子が今やりたいことを思う存分に楽しんでいる姿です。一つのことに集中している姿です。この楽しいことを思う存分にできることが大切なのです。適切の欲求を満たすことで情緒が安定します。そして何かに集中する経験をたくさんしていれば、いろいろなことに取り組むときに、集中しやすくなります。自分がやりたいことであれば、困難にも挑戦する意欲が湧いてきますし、困難を困難と思わないかもしれません。なんといっても楽しいです。

ギターサロンでギターに挑戦してみて、楽しければ挑戦したくなる。努力することも厭わずに取り組むことができる。ということを改めて実感し、やはり子どもたちにはやりたいことが思う存分できる環境と機会をできる限り用意してあげたいと思いました。

ひとりひとり楽しむ

2014/02/15

2回目のギターサロン。初めて参加した方はセンスが良いのか理解が早いのか、すぐに上達してセッションに参加していらっしゃいました。最初はとても緊張していらっしゃる様子でしたが、先生にアドバイスをもらいながら練習してゆく中で、コツがわかってきたのか、楽しくなってきたのか、一所懸命に取り組んでいらっしゃいました。その成果でしょう。2回目のセッションではステキに演奏していらっしゃいました。

参加者はその人のレベルに合わせてひとりひとり先生に弾き方を教えていただき、それぞれの課題に取り組みます。私なら、何とかコードを押さえて音を出し、最初から最後までできるだけスムーズに弾くことが課題なので、そこを練習します。先生が少しずつその人に合ったアドバイスをしながら、みんなのところをまわってくださるので、その間は自分で練習しているのです。

左手の指先は痛くてしょうがないくらいになるのですが、この1人で黙々と練習することがなぜか楽しいのです。仕事以外では滅多にないくらい集中して取り組めて、とても心地よいのです。それは、なぜなのでしょうか。私のレベルでは、セッションが楽しくてしょうがないというわけでもありません。やはり、自分の目標と課題を知り、そこに向かって自分自身でやりたいと思ってやっていることが、楽しいのです。

ギターが上手で、普段の保育でも良くギターを持って子どもたちと歌っている保育士の先生は、聴いたこともないような名前のとっても難しいコードに挑戦していました。それぞれのレベルに合わせた課題があるから、集中して取り組めるのだと思います。

これが一斉画一的に、じゃあまず、Dを押さえてこんな感じで弾きます。次はCですよ。なんてやっていたら、私のようなセンスのない初心者に合わせなくてはならない上級者はつまらないでしょうし、上級者に合わせて進んでゆけば、私などはちんぷんかんぷんで、つまらなくなってしまいます。

ひとり1人が自分の課題、自分の力の120パーセントをめざすように取り組むことで、それぞれが楽しさを感じられるのだと思います。

きょうのごはん

2014/02/15

(昼食)
・親子丼
・小松菜の磯和え
・吸い物

 

 

*本日の給食の親子丼は、保育室で子ども達に目の前で作りました。温かくて卵がふわっとした親子丼を子どもたちに食べさせてあげたい。前からそんなことを考えていたのが実現しました。最初は子どもたちの出席が少ない土曜日に挑戦してみることにしました。そして、手伝ってくださったのは、なんと、園長先生です。少し戸惑っている子もいましたが子ども達は大喜びでした。

「また、作って欲しい。」とリクエストの声もありました。

作品展

2014/02/15

作品展で私の一番好きな瞬間・・・

子ども達がお父さんやお母さん、おばあちゃん、おじいちゃんに「見てみて!!!これはな、〇〇してな、僕(私)がつくったんやで」と嬉しそうに誇らしげにお家のひとに一生懸命に説明している時。

今年は普段から絵を描くことが大好きなSくんが一年間に描いたたくさんの絵を一枚一枚お家の人に説明し見てもらっていました。

一生懸命説明するS君と優しく耳を傾け話を聴かれる保護者の姿はとても微笑ましく、見ていてこちらも幸せな気持ちにさせてくれます。

子ども達が一年間つくった作品や絵を何日もかけて飾りつけをしますが、そんな微笑ましい姿にたくさん出会えるとうれしい限りです。

第2回ギターサロン

2014/02/14

2回目のギターサロンを開催しました。今回は、保護者の皆様にも案内を差し上げたら、1人参加してくださいました。園の職員も新しいメンバーが1人加わり、合計9名で開催です。新しメンバーが加わったこともあり、みんなで自己紹介から始めました。今回初めて参加する人はそれぞれ、ウクレレとギターでの参加ですが、2人ともギターもウクレレも、今日初めて触るという超初心者です。和田直樹さんから「これから行うのはレッスンではなくセッションです。」と説明されますが、怪訝そうな表情の2人。今から何が始まるのか、さぞかし不安だったでしょう。これはいくらことばで説明してもらっても、なかなかわかるものではありません。なんて偉そうなことを言っている私も前回は同じような表情をしていたのかもしれませんが・・・

今回の課題曲は「聖者の行進」、先ずルイ・アームストロングのCDで課題曲を聴きました。「聖者の行進」(When The Saints Go Marching In)はアフリカ系アメリカ人の霊歌で、ルイジアナ州ニューオリンズでは葬儀のパレードで演奏される曲なのだそうです。

配られた楽譜には、コードが記されていましたが、使うのはG、C、Dで、前回の「スタンドバイミー」のときに経験したコードばかり、なおかつEmが1つ減っているので、もしかしたら結構弾けるかもしれないと思いましたがそれが間違いだということにすぐに気付きました。まず、CDで聴いた曲とこのコードがどう繋がっているのか最初は全くイメージできないのです。自分のセンスとリズム感の無いことに改めて愕然としました。先生にアドバイスをいただきながら、何度か弾いているうちに、ようやく少しわかってきたような気がするくらいですから、センスのなさは相当なものです。

少し練習したら、いきなりセッションタイムです。「一番にやりたい人」と先生がおっしゃるので手を挙げたものの、うまく弾けるわけがありません。前回からそうでしたが、コードチェンジがなかなかうまく行かず、どうしてももたもたしてしまうのです。ギターサロンはそれでも良いのだと思います。うまく弾けるに越したことはありませんが、今の自分が楽しく精一杯やっていればいいし、できないところはできないと自分で気付き自分を認めることも必要なのです。そこで、楽しむことが大切なのです。セッションしてくれた人もわかってくれていると思います。私が勝手に思っているだけですが・・・

きょうのごはん

2014/02/14

(昼食)
・牛丼
・大豆の五目煮
・具沢山汁

(おやつ)
・UFO焼
 

 

*本日のおやつのUFO焼は具の味付けを変えました。いつもはソース味ですが、今日はケチャップ味にしてみました。

作品達と再会

2014/02/14

秋にお店屋さんごっこをしましたが、その時に作ったものをお家の人に見てもらうために、子ども達と一緒に作品展会場に飾りつけに行きました。

お店屋さんごっこでは子ども達と相談して、スーパー・おしゃれ屋さん・おもちゃ屋さんの三つのお店をすることになりましたが、それぞれに工夫して商品・レジ・看板などを作り、店員役をしたり、お客さんになったりして楽しみました。

そんな思い出深い作品達が入ってる箱を開けた瞬間、子ども達から「わぁー!!懐かしい!!」と歓声があがりました。

「これ私が作ってん!!」「これはこうやってここに置いてあったなぁ」などと細かいところまでいろんなことを覚えてるみんな!

久しぶりの再会に興奮する子ども達がとても可愛らしく、 一つ一ついろんな思いを持ちながら作ったんだろうなぁと思うと私も嬉しい気持ちになりました。

願い

2014/02/13

獅子は一通り舞うと、子どもたちの頭を噛み始めました。獅子舞の獅子に頭を噛まれるのは、邪気を払う・疫病退治などの意味があり、獅子に頭を噛まれると無病息災でいられると言われています。しゅうめいさんは獅子舞の説明の際に「獅子がみんなの頭を噛みに行きます。そうしたら、頭を出してください。獅子に頭を噛まれる時にはお願い事を一つしてください。」とおっしゃっていました。

獅子は「みんなが幸せになってほしい。みんなに良いことがありますように。」という願いを込めて頭を噛むので、是非その願いを受けとめてほしいということだと思います。そこには「願い」があります。頭を噛んだこの人に良いことがありますように。この人が幸せになりますように。という獅子の願い。どうか無病息災で過ごせますように。幸せになれますように。という噛まれる人の願い。双方の願いが重なり合い響き合い、共鳴して願いの力が強くなり、心に響くのでしょう。

子どもたちの中には、誰に言われたわけでもないのに、獅子を前に合掌して頭を噛まれている子がいました。子どもたちの自然に合掌してしまう、意識しなくてもそうしてしまう姿を見て、その心の素直さに感激し、目頭が熱くなりました。子どもがそんなにも素直な気持ちで頭を噛まれているのに、撮影していたビデオカメラに手をかけたまま、頭を噛まれていた自分自身の姿をとても恥ずかしく思いました。

今回は泣いた子はあまりいませんでしたが、獅子を見て泣く子は大勢いるそうです。泣いて怖がる子どもの頭を獅子に向かって差し出す大人。泣いていやがる子どもを無理矢理獅子に噛ませるなんてかわいそう。という意見もあるかもしれません。でも嫌がる子どもの頭を差し出す大人には、「願い」があります。この子が元気でいられますように。良いことがありますように。という願いがあるのです。しゅうめいさんがおっしゃっていましたが、子どもが泣いてかわいそうだからといって、獅子からかばってしまうと、子どもにとって獅子はただの恐怖の対象でしかあり得ない。子どもにとっては子どもは、「こんなに怖がっている自分の頭を差し出す大人は何を考えているのだ。」という気持ちなのでしょうけれども、そこには大人の「願い」があるので、信頼している大人がすることだから・・・。という気分が醸成されるのかもしれません。

みんなが幸せになってほしい。という獅子の願い。そして、我が子が元気に成長してほしいという親の願い。何だかわからないし、どうしようもなく怖いけれど、でも何か意味があるんだと身体で感じる子どもの気分が三つどもえになって、みんなが良くなれる。そう感じた獅子舞でした。

きょうのごはん

2014/02/13

(昼食)
・ごはん
・五色きんぴら
・おかか和え
・みそ汁

(おやつ)
・粉ふき芋
・牛乳

 

 

*本日もすごく寒い一日でした。みそ汁をいつもより温かくし、五色きんぴらは保温器に置き、油が固まらなくしました。きんぴらの油が固まらなくなっただけで沢山おかわりをしてくれるようになりました。

きょうのごはん

2014/02/12

(昼食)
・ごはん
・ウィンナー炒め
・ごぼうサラダ
・いとこ汁

(おやつ)
・チーズトースト

 

 

*今日は朝から体調不良でお休みします。と言う連絡が沢山ありました。もしかして、お休みするほど体調は悪くないけど、少ししんどい子ども達もいるのではないかなぁと思い、今日のウィンナー炒めは普段味付けで使っているケチャップを使わずにしょう油ベースで優しい味になるようにしてみました。

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