2014年 2月

まってるよ!

2014/02/24

最近ルールのある遊びが子どもたちで出来るようになってきた3歳児。最近、AちゃんとBくんはトランプでババ抜きをすることが大好き!

この間、Aちゃんが他の友だちと百人一首で坊主めくりをしていると、その横に近づいてきたBくん。しばらく様子を見てからAちゃんに「なぁなぁ、ババ抜きしよ!」と誘いました。するとAちゃんは「今これしてるし、しいひん!」と一言。でも、少ししてから「でも後でする!これ終わったら」と言ったんです。

Bくんは嬉しそうで「じゃあ後でしよう!用意しとくわ!」「うん!」 と二人の会話があり、Bくんはトランプを持ってきて坊主めくりが終わるのを待っていました。坊主めくりが終わったAちゃんは、Bくんに「しよう!」と言って二人で笑いながらババ抜きをしていました。

いつ終わるかわからないのに待っていたBくんもすごいなぁと思ったのですが、それよりこんな会話が出来るAちゃんとBくんが、すごい!と思い、子どもの成長を感じ、とっても嬉しくて二人の姿をニコニコしながらしばらく見ていた私です。

そろそろ食べ頃?

2014/02/23

前にもこのブログで紹介した、たくあん漬け。漬け込んでから1ヶ月ほど経ったので、一度取り出してみることにしました。1カ月のあいだ、ほぼ毎日見に行っていましたが、何もできることはありません。できることと言えば、「おいしくなってね!」と声をかけるくらいです。2つの樽に分けて約20本の大根を漬けました。1つは樽の中にポリ袋を敷き、そのポリ袋の中に大根やぬかを入れたもの、もう一つはポリ袋を使わずに、直に樽に入れたものです。

最初は重しの石を2つずつ、約30㎏をのせておいたら、5日ほどで水が上がってきました。1週間もすると、ふたが隠れるほどの水の量になったので、石を一つ減らして、あとは観察するだけです。水の量が少しずつ増えてきましたが、一定の量まで増えるとそれ以上は増えなくなりました。目に見える変化は、水の色や水面の様子くらいですが、樽の中ではいろいろなことが起こっているのだと思います。最初のころ水は透明でしたが、徐々に琥珀色になってきて、10日ほどすると泡が出始めました。2週間ほどすると、直に漬けた樽の方は水面に薄い膜のようなものが現れ、どんどん広がってゆきます。ポリ袋入りの方はよく見えませんが、そんな様子はなさそうでした。20日を過ぎると、直漬けの樽の水面あたりには、カビのようなものが現れて少しずつ成長してゆきました。これはどうしたものかと考えましたが、1カ月で取り出すことにして、そのままにしておきました。

漬け込んでから1カ月ちょっとたった休日、少し時間ができたので、2つの樽から1本ずつ大根を取り出してみることにしました。重しの石をどけて、直漬けの樽に生えていたカビと水面の幕のようなものを取り除き、一番上に置いていた大根の葉をどけると、ぬかの間から大根が現れました。ぬかの臭いは強いのですが、嫌な臭いではありません。ポリ袋入りの方も同じように取り出してみましたがこちらはカビは出ていませんでした。1本ずつ取り出してぬかを洗い落とすと、何となくお漬け物らしくなっています。早速、切ってみると、中は白いところもありますが、しなっとして、漬かっているようでした。

たのしくいただきます

2014/02/22

子どもたちが、親子丼やさんにやってきました。「いらっしゃいませ!」「どれくらいの量にしますか?」と聞くとちょっと照れ気味の子どもたち。「大盛り!」という注文を聞いて鍋を火にかけると、目の前で具が煮えて、流し入れた玉子が固まってゆくのを興味深げに見ています。「なんで、玉子の色が変わるん?」と聞いてくれる子もいます。「なんでかなー?」と聞き返すと、「うーん」考えて、いろいろな答えを返してくれます。もちろん答えない子もいます。子どもが不思議だと思ったことを「なんでかな?」とじっくり考える事ができる時間やチャンスを奪わないようにしたいものです。

玉子に火が通って、ふわっと固まったら、ごはんの上にのせてあげて、「おまちどおさま。熱いので気をつけてください。」と出してあげると、ニコニコしながら「ありがとう」といって自分の席に持って行って食べていました。

おいしかったのか、いつもと雰囲気が違って嬉しかったのか、お代わりして食べる子が多かったように思います。中には、そんなに食べて大丈夫?と思うくらい何度もお代わりする子もありました。

「先生おいしかったー!また、つくってな!」そんな声をたくさん聞くことができました。週明けの月曜日、「園長先生がごはん作ってくれた。と子どもが言っていたのですが、本当ですか?」と保護者に尋ねられたので、親子丼やさんの話をしたら納得してくださり、子どもが家で「おいしくていっぱいおかわりした。と言っていました。」と伝えてくださいました。私は配膳プラスその前の一手間の手伝いをしただけですが、子どもたちの食事に少しの楽しさをプラスできたのなら、幸いです。

きょうのごはん

2014/02/22

(昼食)
・スパゲッティ
・ミモザサラダ
・わかめスープ

 

 

 

*本日の給食のスパゲッティーはクリームソースにしました。いつもはナポリタンなので子ども達からは「いつものと違うー」と声が上がっていました。ホワイトソースは牛乳とスキムミルクを半分づつ使いました。カルシウム強化です。

観音様の絵

2014/02/22

18日は観音様のご縁日で、毎月幼児クラスが修養道場にいらっしゃる観音様にお参りにいき、そのあとはお寺の貫主様に紙芝居を読んでもらったりして過ごしています。

1月に入り、いよいよ年長組が卒園製作として観音様の絵を描く時がやってきました。
今までの年長組が描いていたのがよくわかっているので、今年の年長児も観音様の前で、絵の話をすると「いよいよ自分達の番か…」と言うような表情でニヤリとしています。

そして、観音様の近くまで行き、お姿を納得いくまてじーっと見つめました。
「観音様ってこんな目をしたはったんや〜」
「観音様って男?女?」とか「観音様も、足の爪あるで〜」など、いろいろなことに気付き、頭の中でいろんな想いがわいてきてました。

そして、丁度自分と同じくらいの大きな紙の上に乗って、墨で一気に書き上げます。子ども達は心からわいてくる想いをぶつけるように、大きな紙いっぱいに描いていました。

途中、何度か部屋がシンと静まり返る時があります。私はその空間にいられる時が幸せで、子ども達が一心に描いてる様子をそばで見ながら、もしかしたら心の中で観音様とお話ししながら描いているのかな…とか思いながら見ています。

できあがった15枚の観音様の絵はみんなのびのびとしていて楽しい絵になり、今年も作品展で観音様の近くに飾らせていただきました。

自分で決める

2014/02/21

いよいよやってきた親子丼やさんが開店する土曜日、少し早めから準備をして子どもたちを待ちました。その日は出席人数が極端に少なかったこともあり、乳児クラスの子どもたちも、幼児クラスのランチルームで一緒に食事をしました。乳児クラスの子どもたちにも同じようにして親子丼を作ってあげたのは良かったのですが、できたての親子丼は少し熱くてとまどっていたようです。

幼児クラスの子どもたちは、保育室で思い思いに自分の遊びに取り組んでいました。何人かでカプラを高く積み上げたので見に来てほしいといわれ、2階に見に行ってみました。三角巾とマスク、エプロンを着けた私の姿を見て、怪訝そうな顔をする子、笑い出す子、いろいろでしたが、園長が変なかっこうしているけれど、何が始まるのだろう?と思っていたに違いありません。

子どもたちが遊んでいる中で、昼食が食べられる時間になったということを知る。そして、もう少し遊んでいるのか、片付けて食事に行くのかを自分で決める。食事に行くと決めたら、一人ではなくて友だちを誘ってランチルームへ行く。そして、食べたい量を申告し、目の前でできあがった親子丼を、友だちと決めた場所で、友だちと一緒に楽しく食べる。あまり楽しすぎておしゃべりが弾み、食事がおろそかになってしまわないように、いつまでに食べ終わるかも自分で決めておいて、決めた時間までに食べ終われるようにする。そういったことを子どもたちに経験してほしい。私はそう思ったのです。

子どもたちは、あまり経験したことのないことだったので、少し戸惑い気味でしたが、もうすこしきちんと説明して、わかりやすい環境を整えてあげれば、きっと子どもたちは自分自身でそれができるようになると思うので、ときどきそんな機会が持てると良いと思います。

きょうのごはん

2014/02/21

(昼食)
・カレーライス
・海藻サラダ
・たまごスープ

(おやつ)
・マカロニサラダ
 

 

*本日はカレーライスのじゃがいもを、今が旬の山芋に変えて作ってみました。次回のカレーライスも何か工夫をしてみようと思います!

クイズ遊び

2014/02/21

最近、年中クラスのMちゃんとよくクイズ遊びをしています。

野菜クイズや果物クイズ、動物クイズなどMちゃんのリクエストを聞いて、様々なクイズを出しているのですが、先日Mちゃんが私にクイズを出してくれました。

「トンネルがたくさんある野菜はなーんだ?」

「外は固いけど、中はとろっとしてる食べ物はなーんだ?」

どちらのクイズもMちゃんの素敵な観点を感じることが出来、とても感心しました。

クイズの答えは、レンコンと卵でした(^^)♪

試作

2014/02/20

親子丼やさんが開店することになり、先ずは手始めに子どもたちの出席が少なめの土曜日に挑戦することにしました。

しかし、ぶっつけ本番でやるわけにはいきません。初めての試みなので、事前に一度試しておかないと、わからないことが多すぎて不安です。かといって平日は、みんな手一杯ですし、子どもたちもたくさんいるので、試すのは難しいのです。ですから、調理担当者は休日に園に来て試作品を作っていました。

本番当日は、調理担当者2人のうち1人はお休みをいただいていたので、代わりに私が親子丼やさんのおじさんをする事になっていました。ですから、私も試作にも参加して、一人前を作るのにどれくらいの量が必要なのか、どのくらいの時間がかかるのかを知っておきたかったのです。

あらかじめ火を通した具材と玉子を親子丼鍋に入れてカセットコンロにかけ、ちょうど玉子が固まったところで、お茶碗によそったごはんの上にかけます。簡単そうですが、慣れない私には具や出汁、玉子の量の割合を加減するのが難しいのです。

具があまり多いと子どもは食べきれませんし、出汁が多いと、ごはんにかけたときに、つゆだくどころかお茶漬けのようになってしまいます。何度も作ってみてようやく、ある程度の割合がつかめました。調理担当者はやはりその辺りは手慣れたものです。すぐにコツをつかんでおいしい割合で作っていました。

それにしても、休みの日にも園に来て、いろいろ試してみる。しかも、しょうがないからそうしているのではありませんし、必ずそうしなくてはならないことでもありません。子どもたちに喜んでほしい。楽しく食事をしてほしい。という思いで自ら積極的に園に来て試作をしてくれているのです。それも、楽しそうに。

業務だからではなく、「そうしたい」という気持ちで、そうしてくれている職員さんに感謝せずにはいられません。

きょうのごはん

2014/02/20

(昼食)
・ごはん
・まぐろのステーキ
・春菊の白和え
・吸い物

(おやつ)
・わんぱく焼

 

 

*本日は2月の旬の食材として、まぐろと春菊をメニューに取り入れました。
まぐろのステーキは、まぐろに小麦粉をまぶし焼き上げた後に大根おろしをベースにいろいろな野菜を加えて作ったみぞれ餡をかけてみました。

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