2013年 12月

きょうのごはん

2013/12/27

(昼食)
・きつねうどん
・冬野菜のお浸し
・粉ふき芋

(おやつ)
・ふりかけおにぎり

 

 

*本日の”冬野菜のお浸し”は、白菜、水菜、小松菜、ほうれん草で作りました。きつねうどんはとても人気があり、乳児クラスのおかわりが足りなかったようでした。

ステンドグラス 7

2013/12/26

子どもたちが楽しんで作ったステンドグラスが鞍馬駅に飾られました。飾り付けは叡山電鉄の方が担当してくださいましたが、5歳児たちは飾り付けの様子を駅に見学に行ったようです。自分たちの作品が駅の天井からつり下げられるのを見て、嬉しかったことでしょう。45個近い作品を作りましたが、天井からつり下げると、それほどボリュームはありません。ひとり2つずつ作るか、作りたいという子どもは2つでも3つでも作ってもらえば良かったと思いました。

子どもたちはどう考えるのかわかりませんが、いつも乗り降りする駅だから、きれいにいしたいな!飾ってみたいな!という気持ちになってくれるといいのですが・・・そんなところから、こうやって飾るとおもしろい。こんな駅になるといいのにな。なんて思って、形に出来ると楽しそうです。

そうなるかならないかは、私(保育者)が子どもたちにどうやって提示するかにもよると思います。どうすれば子どもたちが自ら興味を持って、主体的に取り組みたくなるなるのかを考え、どんな環境を用意できるのかが大きな要素になって来ます。もちろんよく考えて、充分に環境を用意したとしても、子どもの興味が、保育者が思うように広がるとは限りません。そんなときには子どもの興味関心を優先し、それに沿った活動が展開できるように援助する必要があります。指導計画を立てて、計画通りに進めないといけないと思いがちですが、子どもの姿から始めて、それがどう展開するかを予測したり、子どもの心の声を聴きながら、臨機応変に対応してゆくことが大切になってくるのです。

今回は発表会の直前に取り組んだということもあり、充分に展開するには至っていませんが、少なくとも子どもたちはステンドグラス作りを楽しんでくれたと思います。まだまだできる事はありそうなので、取り組んでゆけると良いと思います。

ほうれん草とラディッシュ 2

2013/12/26

収穫したラディッシュはスライスして生のまま食べました。

思ってたより甘みがあり「美味しい!!甘い!!」と大喜びのみんな!

種をまく前は「私、ラディッシュ嫌いやねん・・」と言っていた子もいましたが、これをきっかけに好きになってもらえたら嬉しいです。

さて、ほうれん草は・・・。

15人で分けるほどもなかったので給食室から、ウィンナー、じゃがいも、玉葱を分けてもらい一緒にコンソメスープにしていただくことにしました。

子ども達は野菜を洗い、包丁で切るのは大人がしましたがクッキングが大好きなみんなは、切るところをジーッと飽きることなく最後まで見つめていました。

そして、コンソメスープが出来上がるとクリスマスツリーのあるテラスで窓越しの太陽の暖かさを感じながらみんなでいただきました。ほんの少しずつだったんですがホカホカとあったかいスープはとっても美味しかったようでよかったです!!

ステンドグラス 6

2013/12/25

その子の興味と関心にぴったり合えば、逆に言うとその子の興味と関心、意欲を引き出す環境を用意すれば、その子は今持てる力を最大限に発揮するのだと思います。ステンドグラスの製作を通じて、特にそのことを感じました。ですから、3歳児だからこれ、4歳児だからといったいわゆるクラスだけで分けるのは適当ではないように思います。

保育所保育指針、第2章子どもの発達の2. 発達過程には、「子どもの発達過程は、おおむね次に示す8つの区分としてとらえられる。ただし、この区分は、同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではなく、一人一人の子どもの発達過程としてとらえるべきものである。また、様々な条件により、子どもに発達上の課題や保育所の生活になじみにくいなどの状態が見られても、保育士等は、子ども自身の力を十分に認め、一人一人の発達過程や心身の状態に応じた適切な援助及び環境構成を行うことが重要である。」とあり、(1)おおむね6か月未満 (2)おおむね6か月から1歳3か月未満 (3)おおむね1歳3か月から2歳未満 (4)おおむね2歳 (5)おおむね3歳 (6)おおむね4歳 (7)おおむね5歳 (8)おおむね6歳という発達過程が示されています。発達段階ではなく発達過程です。発達は連続しているので段階ではないのです。

指針の解説には「ただし、この区分は、同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではありません。」とあります。おおむね3歳の項に書かれている発達が3歳になってできないから遅れているという基準として考えるのではないということが、書かれているのです。にもかかわらず、基準だと勘違いしてしまう人がいるそうです。4歳になってこんな事もできないと評価するものではないのです。「特に保育士は、子どもの発達の順序性や連続性を踏まえ、長期的な視野を持って見通し、子どもが、今、楽しんでしていることを共に喜び、それを繰り返しながら子どもの発達を援助することが大切です。 」ともあります。 思い込みにとらわれていないか、もう一度基本を踏まえた上で、自分自身をふりかえる必要がありそうです。

きょうのごはん

2013/12/25

(昼食)
・ごはん
・ブリ大根
・おかか和え
・豚汁

(おやつ)
・ハムトースト

 

*本日のブリ大根は今の季節にピッタリのメニューですね。実は園長先生のリクエストです。そのおかげで新メニューの仲間入りです。

ほうれん草とラディッシュ 1

2013/12/25

10月に植えたラディシュが育ち、土から赤くて丸い姿が少し見えるようになりました。

ほうれん草は何故か思ったより大きくならずしばらく月日が過ぎていました。

「なんで大きくならへんにゃろうなぁ・・・」「お水が足りひんかったんかなぁ・・・」

などとみんなで考えましたが実際のところはわかりません・・・

思い当たることは一つ、間引く時にもっと大きく間があくように抜かなければいけなかったような気がします。

なんだか間引くのがかわいそうで躊躇してしまったのです。

これ以上日が過ぎても大きくならないような気がしたので小さなほうれん草も全部収穫して

料理していただくことにしました。

ステンドグラス 5

2013/12/24

子どもたちが、とても興味と意欲を持って取り組んでくれたステンドグラス作り、子どもたち思い思いの作品ができあがりました。少し特別なケアが必要な子もその子に合わせた方法で取り組めるように先生方が工夫して考えてくれたので、とても楽しんで作品を作っていたようです。ひとり1人がやりたいことをやりたい方法でできるように環境を整えてあげることが、最も大切なことです。私たちの仕事は、子どもたちがやりたいことをどうしたら実現することができるのか、どんな環境が必要か、どんな条件を整えると良いのか全力で考えてやってみることです。今回のステンドグラスのように同じことに取り組むのであれば、その中で選択肢を用意して、子どもが自分で選べるようにします。決して大人が用意した一つのことを全員に同じように一斉にやらせるのではありません。

そんなことをして子どもがやりたいことばかりやっていては、やらなくてはならないことをやらなくなってしまうのではないかと思ってしまいがちですが、決してそうではないと思います。やりたいことを思う存分できるからこそ、困難なことにも取り組めるのです。自分がやりたいことを成し遂げるためには、困難を乗り越える努力をします。そこで達成感や充実感を感じられる。そういう経験が多ければ多いほど、困難に立ち向かう力が培われるのだと思います。もちろん子どもに好き放題させると言っているのではありません。その子の発達を最大限保障するために、子どもが意欲的に取り組めるような方法を考えるのです。その際、何歳児という枠にとらわれすぎない方が良いのです。もちろん、年齢が高い方がいろいろなことはできますが、その子に合った環境さえ用意し、その子が興味を持ち意欲的に取り組むことができれば、30分以上も集中してステンドグラス作りに取り組んで、すばらし作品を作り上げた3歳児のように、年齢に関係なく力を発揮するのです。

きょうのごはん

2013/12/24

(昼食)
・ごはん
・ほうれん草のグラタン
・カリフラワーのサラダ
・吸い物

(おやつ)
・りんご

 

*本日のメニューにあるカリフラワーのサラダは新メニューです。子ども達は「この白いブロッコリーみたいなんはなに?」ととても興味深そうにしていました。そのカリフラワーと大根、ツナ、コーンをマヨネーズで和えてサラダにしてみました!

MちゃんとSちゃんの関わり(1歳児クラス)

2013/12/24

MちゃんとSちゃんは、たんぽぽぐみ(0歳児)から保育園に来ています。園庭遊びの時、Mちゃんが転んで泣いていると、Sちゃんが側に来て手を差し伸べようとしてくれてました。でも、Mちゃんは先生に来て欲しかったのか、その日は「いや〜」と、振り払ったのでSちゃんが号泣。転んで泣いていたMちゃんは、その声をきいて泣くのをやめて起き上がって、号泣しているSちゃんと対面するように立ち、ごめんね〜と言わんばかりの顔で、じ〜と顔をのぞきこむように見たり泣いているSちゃんの後をずっと着いて行ったりしてました。少し離れたところから、そんな二人の様子を声をかけずに見ていたのですが、そんなMちゃんに気付いたのか、Sちゃんも泣きやみ、次の瞬間には、二人仲良く並んで歩いている姿がありました。子どもって先まで泣いていたかと思ったら次の瞬間には笑っていたり言葉をかわさなくても仲直りが出来たり、すごい力をもってるんだなぁ〜と思います。

ステンドグラス 4

2013/12/23

興味を持った子どもから順に取り組み始めたステンドグラス作りでしたが、友だちが楽しそうに作っている姿や、できあがった作品を見て、ぼくもやりたい、わたしもやりたいとやってみたくなった子がたくさんになりました。しかし、絵の具の数や場所の関係から一度にできるのは多くて4人から5人が限度です。ランチルームは昼食で使うので、昼食時には会場を2階に移し、昼食が終わったら、2階でお昼寝をするのでまたランチルームに移動するなど、何度も引っ越しをしながら、数人ずつ取り組みました。

年齢に関係なく、下絵を描いて丁寧に進めて行く子、画面にいろいろな色を大胆においてゆく子、同系色の水玉模様を作る子、幾何学模様に挑戦する子、「マヨネーズみたい!」と細く絞り出せるマヨネーズをかけているかのように描く子、本当にひとり1人違っていてその違いがとても興味深く、楽しい時間を子どもたちと過ごしました。

中でも3歳児の女の子が、画面を端から少しずつ埋めてゆくようにたっぷりとガラス絵の具をおいていたのには感心しました。違う色を重ねると色が混じってしまいますし、絵の具の層が厚くなると透明感が出にくくなるので、それを伝えようとしましたが、あまりにも真剣なその子の顔を見たら、ことばをかけられなくなりました。余計なことはいわない方が良いのです。1色置いたら、すき間ができないように丁寧に別の色を置いてゆきます。それには集中力がいりますし、手指の力加減やコントロールも難しいと思うのですが、その女の子は30分以上も時間をかけて、じっくりと取り組んでいました。見ているこちらが思わず息を止めてしまうくらいです。こんなにステキな子どもの顔が見られるのなら、もっと思う存分できるようにしてあげたくなりました。できあがったその子の作品は、いろいろな色が不思議な模様を描く海のようでもあり、意志を持った液体が何かを形作る過程のようにも見えます。私は心の中で「命の海」と名付けました。

その後も、いろいろな子が「やりたい!やりたい!」と集まってきて大人気です。一度やった子ももう一度やりたいといいます。月曜日からも引き続き行う事にしました。全員の作品ができたら、やりたい子が自由にできる場を設けられると良いのですが・・・

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