2013年 8月

きょうのごはん

2013/08/17

・スパゲッティ

・ミモザサラダ

・わかめスープ

・フルーツ

でも・・・

2013/08/16

学童保育の担当者たちが青空クッキングを行うにあたり、活発に意見を交わし会いながら、楽しそうに話し合ったり準備をしている姿が印象的でした。話し合っている時点からいろいろなところから様々なアイデアが出てきます。そんなときは、少しくらいネガティブな要素が立ちはだかっても、それを逆に良いことに変えてゆく雰囲気になります。

話し合いをすると、楽しく、アイデアがたくさん出てくる話し合いと、そうではない話し合いがあります。意見を聞いても誰も何も言わない。アイデアも全く出てこない。ただただ思い空気が簿を支配するだけという場面に遭遇することってあります。そんな話し合いは気が重いし、疲れます。どうして、こうなってしまうのでしょうか。

その理由の一つに「否定」があると思います。誰かがアイデアを出すと、それは危ないから無理。衛生管理ができない。などなど、まず「否定」が先行する話し合いでは、活発な意見交換は難しいと思います。

そんなことはわかっているつもりだし、できるだけ、他の人の意見を肯定的にとらえ、尊重しようとしながら聞いているつもり・・・私もそうです。

以前こんなゲームをしたことがあります。参加者が丸くなって座り、誰かひとりが、何かアイデアを出す。そうしたら、となりの人がまず「いいですね!」と言ってそのアイデアを受け、そのアイデアに自分のアイデアを付け加える。また、次の人が同じようにするというゲームです。例えば、最初の人が、「今度温泉に行きたいですね」といったら次の人が「いいですね」と受けて、「温泉なら有馬温泉が良いですね」と自分のアイデアを加える。次の人が、「いいですね。」「有馬温泉に行ったら、神戸の町にも行きたいですね。」といった具合で進めてゆきます。ルールは必ず「いいですね」と誰かの意見に賛成すること。そして、絶対に言ってはいけないことばが、「でも」です。

このゲームをやってみて、すぐに「でも」と言ってしまって、流れを止めてしまう自分がいるのに気付きました。否定をしている意識はないのに、つい口癖のように「でも」と言ってしまいます。「でも」と言わないことがすべてではありませんし、違う意見を述べてはいけないというのではありませんが、無意識のうちに自分の考えを優先させたいという感情が働いてしまうのかなと考えさせられました。

青空クッキングの準備

2013/08/15

青空クッキングで、ご飯の炊き比べをしようという企画が持ち上がり、実際に試してみることになりました。土鍋や、ガラスのふたがついたステンレスの鍋、カセットコンロなど必要なものをスタッフがそれぞれに持ち寄って、仕事が終わってから実験開始です。

どうするとおいしく炊けるのか、炊き方をあらかじめ調べ、土鍋とステンレスでは火加減が違うことなどを確認して、実際に子どもたちが行うにはどうするとやりやすいか。子どもたちの「やってみたい」気持ちを刺激し、活動が盛り上がるためにはどんな方法やことばがけが必要か。野外だと風があるが、カセットコンロはどれくらい風の影響を受けるのかなど、実際にやってみながら話し合っていました。

同時に火をつけてステンレス鍋の方が早く沸騰するとか、土鍋は保温力が高から、一旦沸騰すれば、火力はあまり強くなくてよいとか、30〜40分くらいして、土鍋でもステンレスの鍋でもご飯が炊きあがりました。お焦げを作ってみたい誘惑に駆られましたが、お焦げができると、微妙な味がわからないかもしれないと、結構シビアです。そして炊飯器のほうもちょうど炊きあがりました。

いよいよ三種類を食べ比べてみます。少し口に含んで味の違いを感じようとみんな一生懸命です。しかし、お米の照りや、噛んだときの硬さが少し違うくらいで、どのご飯もおいしいのです。なんとか味の違いを見つけようと少しずつ食べ比べていたら、いつの間にか結構な量を食べていました。

そうして、ご飯の味をしっかりと感じようと、舌先や口の中、そして噛んでいるご飯に意識を集中して食べると、ご飯そのものの美味しさに改めて気がつきました。よーく味わいながら食べると、ご飯がとても甘くておいしいのです。普段、おかずと一緒に食べているときは、ご飯自体の味を意識することは少ないかもしれませんが、こうしてご飯の味に集中して食べると、「ご飯ってなんておいしいんだろう」と、感激すら覚えます。炊き方の違いで味が違うかどうか見分けるのは難しとしても、ご飯自体の美味しさに子どもたちが気付いてくれたら嬉しいね。といいながら、試食会は終了しました。

夜の9時近くになっているというのに、ああでもないこうでもないといいながら、スタッフのみんなはとても楽しそうで、なかなか帰ろうとしません。どうしたら、子どもたちが驚くかな?喜ぶかな?というわくわく感いっぱいで、時間を忘れて取り組めることも、とっても大切なことだと思います。

青空クッキングをしよう!

2013/08/14

学童保育に遊びに来ている小学生が何を経験するのか。映画の他にスタッフが考えたのが、青空クッキングです。アイデア出しの段階で、野外で料理といってすぐに思い浮かんだのが「飯ごう炊さん」でした。もちろん飯ごう炊さん以外にも屋外で簡単にできておいしい料理はたくさんあると思いますが、先ずは主食であるご飯を調理することにしました。

ところが、かまどを作り薪を燃やして飯ごうでご飯を炊くというのは、かなり特殊なことです。非日常性を楽しむならそれも良いのですが、今回は、子どもたちの日常からあまり離れることなく、家庭に普通にあるものを使ってご飯を炊くのが良いのではないかということになりました。しかし、炊飯器で炊くだけではおもしろくないので、電気炊飯器の他に、ステンレスの鍋、土鍋をつかって子どもたちとご飯を炊いてみてはいかがか。それをするなら、使う器具によって味が違うのか、あまり変わらないのか食べ比べをしてみようということになりました。いろいろな意見が出て、アイデアがどんどん膨らんでゆきます。こういう話し合いって楽しいものです。炊飯器がなくてもご飯がおいしく炊けることを子どもが知って、家に帰って「今日は私がお鍋でご飯を炊いてあげる」なんてやってくれるとおもしろいという意見。ご飯の味を比べるならおかずはない方が良い。おにぎりが食べやすくて良いのではないか。塩を入れ加減で味が左右されるので、ご飯だけをそのまま食べる方が良い。などとスタッフが話し合っていました。

そんなことで青空クッキングの大まかな方向性が決まりました。
本番で、うまく炊きあがらないなんてことになったら、味の比較どころではないし、子どもたちに失礼なので、事前に試してみようと担当スタッフが仕事が終わってから集まってご飯を炊いてみることにしたようでした。

宇宙

2013/08/13

ペルセウス座流星群は、すい星から放出されたちりが、地球の大気圏に入り、高温になって光るものだそうです。12日の夜から13日未明にかけて条件が良ければ1時間に50個くらいの流星が見られるかもしれないと、報道されていたので、10時頃からしばらく見ていたらとても大きな流星を3〜4回見る事ができました。赤っぽい流星が山の端をかすめるようにスーッと流れ、後には煙のような尾を引いているのも見えます。こんなに大きな流星はあまり見たことがありません。

そう思っていたら突然ムササビの鳴き声が聞こえたので、声のする方を見てみると、私の目の前のかなり近くをムササビが飛んでゆきました。ムササビが飛ぶのは時々見ますが、これほど近くで見たのは初めてで、ちょっと興奮してしまいました。近くで見てもやっぱり座布団が飛んでいるように見えてしまいます。流星にムササビ、いろんなものが飛んだ夜でした。

もしかしたら、今夜も流星が見られるかな。そんな思いで10時過ぎに外に出てみました。石畳の上にごろんと横になって星空を見上げます。昼間の太陽に温められた石がほのかに暖かく、ほほを撫でて流れてゆくひんやりした風とあいまって、とても気持ちが良いものです。しばらく空を見ていると少しずつ目が慣れてきて、星の数がどんどん増えてゆきます。天頂には天の川をまたいではくちょう座、夏の大三角形などが見えます。12日のような大きな流星は見えませんでしたが、そうやって、吸い込まれそうになりながら星空を眺めていると、人間同士のいろいろな問題がとてもちっぽけに思えてきました。よく言われることですが、どこまでも広がる星空を見ていると本当にそんな気がします。大きな大きな宇宙の中の小さな小さな私たち、あれが違う、これが違う、これが正しく、それは間違いなんてもっともっと小さなことなのでしょうね。

小さな手

2013/08/13

先日、3歳児さんの隣で給食を食べている時にふっと思った事があります。

小さな手で大人と同じ様にお箸を使って食べている事にすごく感激してしまいました。

生まれて来て数年でお箸が使えるなんてすごい!!

今まで当たり前に思っていたけど、これはすごい!!

そんな事を思いながら3歳児さんの手をじーっと見つめていたら、その手の可愛いこと可愛いこと。

まだまだ小さくてぷくぷくした手。可愛いですね。

プレゼンテーション

2013/08/12

猛暑が続いています。8月12日の京都の最高気温は37.3度でした。鞍馬でも30度を超える時間帯があったと思います。ところが昨日までとは打って変わってずいぶん過ごしやすかったのは、湿度が50%、時には45%くらいになっていたからです。気温は高いにもかかわらず、とてもさわやかで、昨日までの蒸し暑さがうそのようです。そして夜になると、一段と暑さを感じなくなりました。ペルセウス座流星群の出現が、12日深夜から13日未明にかけてピークを迎えるといわれていたので、外に出て観察していたら肌寒くなってきて、あわてて長袖を着ました。それでも涼しかったくらいです。これほど変化が激しいと身体がついて行かなくなりそうですが、過ごしやすくなってありがたいことです。

学童保育を行っているめぐみ精舎も日中とても快適でした。そんな快適な部屋で、映画鑑賞会が行われました。前にも紹介したようにあらかじめ提示されていた3つの候補から実際に観る映画1つを選ばなくてはなりません。当日参加していた子どもたちは8名でしたが、最初は見事に3つのグループに分かれ、あれが観たい、これが観たい、それはイヤだと言い合っていましたが、そのうち候補は2つに絞られたようです。ところが5人対3人に分かれて、どちらを観るのかなかなか決まりません。

そこで、担当者の提案で、お互いにプレゼンテーションをして相手を説得てみることになりました。与えられた時間は3分。その時間ををうまく使って、自分たちが観たい映画のおもしろさを相手に訴えます。作戦タイムに誰がどうプレゼンするのかを考えます。5人のグループは、1人36秒ずつ話すという作戦をたて、低学年の子から順番に自分の意見を述べていました。学年が上がってくると、自分の見たい映画のどこがおもしろそうか。そして対立候補の映画はどこがつまらなさそうかなど、スタッフが作った情報量の少ないチラシから想像して、なかなか説得力のあるプレゼンテーションをしていました。

お互いにプレゼンテーションをしたあとは全員が投票しましたが、結局プレゼンテーションで気持ちがかわった子はいなかったようで、5人のグループが推す「あらしの夜に」を鑑賞することに決まりました。映画が始まると反対意見の子も含め全員がとても真剣に見入っていました。

自分の意見を表明し、相手の賛同を得るようにするにはどうすればよいか?そんなことに挑戦する機会がもっとあると良いかもしれません。

きょうのごはん

2013/08/12

・ごはん

・高野豆腐の煮物

・きのこのサラダ

・赤だし

言葉はなくても

2013/08/12

2歳児クラス、おやつ中に・・

yちゃんがおやつを食べていました。
「あー、お茶取ってくるの忘れてるのねぇ」と声をかけそうになった瞬間

横からすっとyちゃんに差し出されたお茶。
hくんが何も言わず机の上に置くと、黙って頷いたyちゃん。

言葉のやり取りが面白くなってきたなぁと感じるこの年頃ですが
何の言葉もない2人のやり取りに、何だかぐっときました。

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