2013年 5月

子どものささやき

2013/05/28

最近、言葉が増えてきたAちゃん。ネームマークを見ながら、これなに?と聞くと「カエル」「ハハハ…」「タンポポ」「ゾウ」「ハハハ…」と、わかからないのは、笑い飛ばす、Aちゃん(1歳児クラス)

「カタツムリさん、おめめかくれて、見えへんねん」「おめめ、見えへんの?」「お顔も見えへんねん」「お顔も??」「カタツムリのお家に入ってるから見えへんねん」と、Bちゃん(4歳児クラス)

「昨日、お散歩でカニさん見に行ったね〜」とおはようの集まりで話すと、「スイスイいたね〜」とCちゃん。「おとといた」と、Dちゃん。「〇×△□…」とEちゃん語で、いっぱい、お話してくれるEちゃん(1歳児クラス)

自然が教えてくれること

2013/05/27

畑で作物を育てるのはもちろんですが、畑を通して、さまざまな生き物がそれぞれに役割を果たし、助け合って生きている。いろいろな生き物が繋がって生きていることを学べる場でもあります。

学ぶことができるのはそれだけではありません。作物にはできるだけ自然に育ってほしいと思っているので、手を加えないよいうにもしています。他の草が生えてきたときには、少しは苅ることもありますが、基本的にはそのままにしています。水だってできるだけやらないようにしているのです。自然の雨だけで成長してゆくのです。そんなときに役に立つのが、地面を覆っている落ち葉や枯れ草です。土が直射日光にあたると、乾きすぎることだってありますし、水をやると不必要な水までやってしまう可能性が高いので、自然に任せているのです。

芽を出したばかりのかわいらしい双葉には、ついつい水をあげたくなるものです。しかし、そうすることが、かえって双葉の成長を妨げることになりかねません。ついつい、何かをしたくなってしまうところをぐっと我慢して、成長を願いながらも、信じて見守るしかないのです。

子どもに接するときの姿勢と似ています。ついつい「あーしなさい!こーしなさい!」「それはだめ!これもだめ!」と子どもに干渉しすぎてしまうことがありますが、そうすると、子どもが自ら育つ力を削いでしまいます。

畑の自然はいろいろなことを教えてくれるのです。

      ともろこし

       トマト

畑で学ぶ

2013/05/27

畑に蒔いた種が無事に芽を出したのはとても嬉しいことです。種まきした翌日にしっかりと雨が降ったのが良かったのかもしれません。畑は全く耕していなくて、育てようとしている作物以外の植物もたくさん生えています。さすがに種を蒔くときは、他の草に移動してもらいますが、種を蒔き終わったら、また草をのせておきます。そうすることで、草が地面を覆っているので、保湿効果もありますし、そこにいろいろな生き物が生活できる場が生まれます。昆虫やミミズをはじめ、目に見えない菌類などがそれぞれに関わり合いながら生きているはずです。そのバランスがうまくとれていると、そこが生き物にとって生活しやすい場、生き物が「楽しい」場になるのです。楽しいというのが変なら、それぞれが存分に生きることができる。という言い方をした方が良いかもしれません。そのことによって、落ち葉や草などが土に還る過程をそれぞれに担っているのです。枯れ草を食べる動物や虫がいたり、分解する菌類や、細菌などがいます。つまり、それぞれが自分の役割をしっかりと果たす事で、落ち葉や枯れ草を土に還すという仕事ができるわけです。その仕事は、昆虫だけではできませんし、細菌だけでもできません。みんなが、自分の役割をしっかりと果たすことが大切なのです。

人間だって同じだと思います。一つの仕事をするのに、全員が同じことをしていてはなかなかうまく行きません。それぞれが、自分の役割をしっかりと果たして、目的のために貢献することが必要です。多様性と言われますが、みんなが違うことに意味があるのだと思います。ちがうからこそ役割が果たせるし、それができると全体としてより良くなることができるのです。

私が使わせてもらっている畑は、もちろん作物を育て収穫するという目的はありますが、それだけではありません。できるだけ手を加えない自然のままの状態にしておき、その姿から様々なことを学ぶ場、自然の姿から人間のあり方を学ぶ場として機能しているのです。

2013/05/25

先日、このブログで畑に様々な種を蒔いたことを取り上げました。昨年、この畑で育った作物から取った種なので、本当に芽が出るのかどうか不安でした。例えば、大豆は収穫するのが早すぎたようにも思うので、十分熟していたのかどうかわかりませんでした。大豆は2年経つと発芽しないと言われているので、毎年蒔いて毎年収穫し、そしてまた次の年に蒔かないと、代を重ねてゆく事はできません。そうして、毎年代を重ねてゆくことでその土地の大豆になってゆくのです。どこかで失敗したら、もう一度新しい種を入手するところからやり直さなければなりません。ですから、昨年収穫した種が発芽するかどうかはかなり重要なことなのです。トマトにしてもトウモロコシにしても、どうなるのかとちょっと心配していました。

種を蒔いてから10日ほどして畑に行って種まきした辺りを見てみると、黒い帽子をかぶった厚ぼったい双葉が、頭をもたげています。「あー!黒豆が芽を出してる!」と一人で言ってしまいました。このときの嬉しさは、なんと言えば良いのでしょう。ことばが見つかりません。思わず他にも芽を出していないか探しました。一定の間隔で種を蒔いたので、場所の見当をつけてを見てみると、隣もその隣も、結構たくさん出ていました。大豆や黒豆の双葉がどんなのかも知りませんでしたし、トウモロコシやトマトだって、よくわかりません。特に私が使っている畑の場合、草を抜いたり耕したりしないので、どれが種まきした植物なのかはよくわからないのです。一定間隔に蒔いて良かったと思います。等間隔で似たような芽が出ていたら、それが種まきした植物です。トウモロコシもトマトも芽を出したばかりの姿はわからないので、そうして探したら、トウモロコシはほとんどが発芽していましたし、トマトも小さな芽がいくつか集まって出ているので、それとわかりました。

      黒豆

     よいしょ!

きょうのごはん

2013/05/24

・ライスコロッケ

・ささみのさっぱりサラダ

・スープ

・バナナ

つなぐ

2013/05/24

なぜ、いちいちロープを引っ張らないとボールが落ちてこないバスケットゴールにしたのか?作った先生に聞くとこう答えてくれました。

バケツの底を抜いてしまうと、子どもがボールを入れたらそのまま落ちてきてしまう、そしたらそれを拾ってまた入れる。バスケットの練習ならそれで良いのかもしれないが、子どもの遊びとなると、遊びが一人で完結してしまっておもしろくない。敢えて
誰かがロープを引っ張らないとボールが落ちてこないようにすることで、2人の子どもが一緒に遊ぶことができる。例えば「ボールが入ったらロープを引っ張って落としてね。」「うん!わかった!次は交替してね。」というように、バケツのバスケットゴールが子どもたちを繋げてくれることを狙って、そういう構造にしたというのです。
そんな話を聞いていたら、とても嬉しくなりました。

子どもたちも嬉しいのでしょう、よく遊んでいます。ロープがぶら下がっていたら引っ張りたくなるのは、当然のことで、1歳や2歳の子も引っ張りたくなります。幼児がバケツにボールを入れようとしているのに、小さい子がわからないで引っ張ってしまうこともしばしばです。そうすると、せっかくゴールしようとしていた子はそれができなくなるので、「もー!引っ張らないで!」と怒っていたので、小さい子でも丁寧に説明してお願いすればわかってくれるんじゃないかな。と提案すると、ちゃんと説明してお互い納得して、2人で一緒に遊んでいました。

こういった子ども同士が自分の想いを伝え、相手の気持ちも受けとめる。そんなきっかけになればとバスケットゴールを作った先生のねらいはみごとです。

子どもは、環境や条件さえ整えてあげれば、ちゃんとできる力を持っているのに、ついつい、ああでもないこうでもない、そうしちゃダメ、こうしなさいと口を出しすぎてしまうのはなぜなのでしょうか。

2013/05/24

先日、3歳児さんと園庭で給食を食べる青空ランチをしました。

その日は風がよく吹いていたのですが

頭上で日陰を作ってくれた大きな木の枝から、木の実や花の蕾が風が吹くたびにパラパラと落ちて来ました。

その時、また大きな風が吹きました。すると一人の女の子が

「うわ~!!また風や~!こいのぼりさんが通ったんかなぁ?」と言うと

「ううん、天狗さんかもしれへんでー!」 「やっぱり鬼さんちゃう??」と様々な説が飛び交いました。

どれもかわいい発想だなぁ、と思いました(*^。^*)

きょうのごはん

2013/05/23

・梅ごはん

・豆腐の煮物

・芋のきんぴら

・のっぺい汁

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