・煮魚
・おかか和え
・豚汁
2013/04/16
2013/04/15
畑では、小麦が大きく育ち、背の高さは50センチ以上になりました。まだ麦の穂は出てきていませんが、「早く麦が実ると良いなー」と願っています。
小麦が実ったら、みんなで収穫して石臼で粉にひいて小麦粉を作ります。そして、何か畑でとれたもの、もしくは自然の中のなにかから天然酵母を起こして小麦に加えてパンが焼けたらいいな。なんて勝手に妄想を広げています。えんどう豆も大きくなってきました。蔓を伸ばしているので、支柱を立てて上げましたが、あまり好きではないようで、登ってきてくれません。鉄とプラスティックでできた支柱はあまり好きではないのでしょうか。早く何か方法を考えてあげないと・・・
そして、ほうれんそうです。まだまだ葉っぱがちいさく、これから大きくして食べようと思っていたのですが、なかなか大きくなりません。先日どうなったかと思って見に行ったら、ほうれんそうの葉のまん中から、小さな茎のようなのもが伸びてきているではありませんか。なんだろうと?思って、よく見てみると、どうやらそれはほうれんそうの花のようです。初めて見ました。花が咲いてしまったら、葉っぱはおいしくなくなるのかな?などと思って少し不安になりました。でも、考えようによっては、このままうまく花が咲いて実が実れば、種が取れます。種が取れたら、また挑戦することができます。どっちにしても、良いことだらけです。ありがとうございます。
2013/04/15
2013/04/14
千本ゑんま堂大念佛狂言が奉納された日は、あいにく降ったりやんだりのスッキリしないお天気でした。前の日は台風並みに発達した低気圧の通過で春の大嵐になり、午後からはかなりの強風と大雨だったので、どうなることかと思いました。当日の朝、鞍馬から少し北に行った花脊峠では、うっすらと雪が積もったと聞きました。
午前中に集まった園児と保護者は早速お面作りに取りかかっていただきました。形は既にできていて、子どもたちはペンを使って色をつけます。ちょっとイメージが湧きにくいのか、手こずっている姿もみられました。そういえば、最近スズメをひることが少なくなったように思います。ある子が雀の目の下になにか描いていたので、何を描いたのか聞いたら、「涙!雀は舌を切られて泣いてるねん」と答えてくれました。
そうしてできた、お面をかぶって、まずは練習です。のりを食べる仕草をして、おばあさんに舌を切られたら飛んでゆくのです。
冷たい風が吹くなか子どもたちが舞台に登場、たくさんのかわいらしい雀の登場に客席は和やかな雰囲気が広がります。子どもたちの扮する雀は、のりを食べ次に舌を切られるまでのあいだ舞台上で座って待つのですが、表情がどこか変な子が何人かいます。緊張して固くなっているということもあるのでしょうけれど、それだけではないちょっと変な顔をしています。じつはおばあさん役の人がつけている面がちょっと怖いようでした。舌を切るために近づいて来るおばあさんの面に泣き出しそうになる子も。でも、みんな無事に役を演じることができました。舌を切られるときに本当に自分の舌を出して、客席を沸かせている子もいました。
そんなこんなで、無事に演じることができた舌切雀、子どもたちの心に残ったのはどんなことでしょうか。
2013/04/13
4月のこの時期、お寺では2週間にわたって花供養という法要が奉修されています。「花会式」「花供懺法会」とも言い、ご本尊に花を捧げて行う懺悔の法要です。古くは如法写経会という法会の前行という意味もあったそうですが、現在は独立した形で修されています。期間中、献茶や献花、箏曲をはじめとした音曲の奉納などが行われ、桜をはじめ様々な花が咲き木々も芽吹くうららかな春の山が一層華やかさを増します。
そんな奉納の一つに数年前から千本ゑんま堂大念佛狂言保存会の皆様が、千本ゑんま堂引接寺に伝わる念仏狂言を奉納していらっしゃいます。千本ゑんま堂の狂言については、以前のブログでもとりあげたので詳しくは書きませんが、起源は平安時代にまで遡る念仏狂言です。
その演目の一つに「舌切雀」があり、鞍馬で最初に行われた奉納公演の演目に入っていて、その時に当園の園児の中から希望者が雀の役で出演させていただきました。今年も、舌切雀を加え園児を誘っていただいたのです。例年の公演では演じられる演目は三つなのですが、それに舌切雀を加えていただいた形です。5歳児を対象に声をかけさせていただいたら15人中9人が参加してくださいました。
保存会の皆様にはとてもご配慮をいただきました。子どもたちが頭から雀のお面をかぶるのですが、お面が大きくて子どもたちの顔が見えないのはかわいそうだと考えてくださって、顔が見える形に作り変えてくださいました。そればかりではなく、子どもたちが自分で雀のお面を作る方が楽しいだろう。というところまでご配慮いただいたのです。もちろんお面を最初から全て子どもたちが作るのは難しいので、色を塗るといった簡単な方法でお面作りに関われるように、考慮してくださいました。
そこまで子どもたちに心を運んでいただいていることに、半ば驚くとともに感謝せずにはいられませんでした。ありがとうございます。
2013/04/13
2013/04/12
新しい年度がはじまり、園内もいろいろなところが少しずつ変わりました。各保育室では様々な工夫がされています。
先日、園庭にある築山移動計画が持ち上がりました。といってもそんなに大げさなことではなく、石垣に添って盛ってあった砂を園庭のまん中に盛り直そうという計画です。用務員さんが発案して、みんなの意見を集めて実行しました。スコップを使ってひたすら山を崩しては砂を移動してゆきます。作った頃は大きかった築山も砂が少しずつ流れて今ではずいぶん小さくなりました。そうはいってもスコップで掘っては新しい場所に移動するのは大変なことです。男性の職員が2人がかりで作業しましたが、2人ともすぐに腕や肩が痛くなったようです。実際に土や砂をいじるのは、見た目より重労働です。それでも、こどもたちがお昼寝をしている間に何とか完成したようでした。
夕方、保育園に戻ってみると、こじんまりとかわいらしい築山が、まん中にちょこんと座っています。よく見ると、なんと築山のてっぺんから滑り台がにょきっと生えているではありませんか。何のことはない、移動可能な滑り台の階段部分を土に埋めただけなのですが、発想のおもしろさと、ずっと前からあるべくしてそこにあったような違和感のなさが驚きでした。
お昼寝から起きてきた子どもたちが、集まって来たことは想像に難くありません。
それ以降も山の斜面に階段とも言えない足がかりができていたり、子どもたちが遊びを発展させるにしたがって、築山も少しずつ姿を変えています。
「園庭は生き物」を合い言葉に、もっともっと楽しい園庭にしてゆきたいと思います、
2013/04/12
2013/04/11
2013/04/11
4/7の日曜日、鞍馬寺にて千本ゑんま堂の方が狂言の奉納をしてくださり、その中で「舌切りすずめ」の演目に9名の年長児が出演しました。
すずめが舌を切られる話なので、ちよっとかわいそうな役なのですが、どんな事をするのか、ワクワクした気持ちとちよっと不安な気持ちで子ども達は集まってきました。
お寺についてすぐに自分達が演ずるすずめのお面作りをし、家族の方も一緒になって和気あいあいと色ぬりをしてました。
気持ちもほぐれたのか、できあがったお面をかぶりあいっこして大はしゃぎ。
その後は、ちよっとした遠足気分でみんなとお昼ご飯をいただいて、その後スタッフの方と練習をしました。
衣装に着替えていざ出演
子ども達が舞台に出ると「かわいい!かわいい!」と客席からは黄色い歓声が。子ども達も緊張しながらも、とってもかわいいすずめちゃんになりきっていました。
出演を終えての帰り道、「おばあちゃんのお面が怖かった!」 「もう一回やりたい!」などいろんな感想がでたとても楽しい日曜日になりました。