2013年 2月

きょうのごはん

2013/02/14

・梅ごはん

・豆腐の煮物

・もやしのサラダ

・のっぺい汁

「新メニュー」

2013/02/14

幼児クラスの食事ルームで給食の配膳準備をしていた時の事です。

給食室の前の廊下を歩いていた2人のひまわり組(4才児)の女の子達が突然、「うわ〜っ!何?何?このにおい!和風ハンバーグ!?」と興奮して話しています。

そして、「今日の給食は何?」と聞いてきたので、調理の先生に聞いてみる事に。
すると「新メニューでーす!」との返事が返ってきました。

しばらくして新メニューが入ったお鍋を食事ルームに持っていくと、お鍋を置いたとたんに、子ども達がわぁーっとお鍋のまわりを囲んで「何?何?」と大興奮!

答えは新メニューの「肉団子の甘酢あえ」でした〜

それにしても子ども達の嗅覚のすごいこと!

給食室からただよってくる新しいにおいにとても敏感に反応した子ども達。みんな大喜びで新メニューを食べていました!

実験

2013/02/14

   土が削られてゆきます

以前、学童保育に来ている子どもたち3〜4人が園庭で遊んでいました。やかんでせっせと水を運んでは、築山の上からどんどん流しています。水は山の頂上付近から川となって土を削りながら流れてゆきます。何度も何度も流すものですから、流水は土を削り最初は浅かった川はあっという間に切り立った渓谷のように姿を変え、土を下流に運んでいます。子どもたちが水を流すたびに、川は姿を変え水の流れ方は変わります。低学年の子どもたちは、水が流れる様子がおもしろかったのか、目をキラキラ輝かせながら、せっせと水を運んでは流します。6年生も楽しそうにはしていたのですが、小さい子たちと遊んであげているという感じではありました。

畑を見に行こうとして通りかかったら、なんだ楽しそうなので、土がどんどん削れてゆく子どもたちと一緒に楽しんでいました。

6年生に「これが侵食やなー!?」というと「えっ?」というので、「理科で習わへんかったか?」と聞くとキョトントしていたので、「山に雨が降った雨が集まって、小さな流れになり、小川から谷、そして川へとなって流れてゆく、流れるときに土を削るので、山が形を変えるって習わへんかったか?」と再度聞くと、もう一度水の流れる様子を見て「ホンマや!ホンマや!流れが山を削っている!侵食や!削られた土が流されてる。」と少し興奮しながら「理科でやったわ。」と言っていました。どうやらこの子の中で、学校の理科で勉強したことと、目の前で起こっていることがつながったようでした。

私も、土が深く深く削り取られてゆくのがおもしろくて見入っていたら、「あっ!扇状地ができてる。」というので、目線の先を見てみると、山裾から少し離れた流れが弱くなる部分に、流された土が少しずつたまっているではありませんか。「こういうの堆積って言うんやったなー」と嬉しそうです。侵食・運搬・堆積と河川のはたらきを習ったのを思い出していたのかもしれません。

現実の遊びのなかで自分の知識が確かめることができるのって、ステキだなと思いました。

きび団子

2013/02/13

朝、保育園へ向かう電車の中で年少クラスの〇〇ちゃんとした会話です。

子「〇〇ちゃんなぁ、お母さんとお父さんと吉田神社いってん!そこになぁ、鬼さんと桃太郎がいた!」

私「そうなんや!桃太郎、一人やったん??」

子「ううん。猿とキジがいた!」

私「そっかぁ!じゃあ、猿とキジを仲間にするために桃太郎が渡したもの何か知ってる??」

子「うん!!めっちゃ強いきび団子ー!!」

めっちゃ強いきび団子……

〇〇ちゃんはどんなきび団子を思い浮かべたのでしょうか(*^。^*)笑

柿の木 3

2013/02/13

  

ようやく畑から外に出した柿の木を今度は園庭の高さまでロープでつり下げて下ろします。これはあっというまに完了。新しく植えるところまで移動しました。

柿の木を掘り起こすまでに、新しく植える場所には1人の方が大きな穴を掘ってくださっていました。柿が無事に落ち着いて根を張り安定した頃に栄養たっぷりの腐葉土に根が届くようにという配慮から、穴の底の方に腐葉土を敷き詰め、その上からは、また一定の厚みで園庭の土を入れてから柿の木を植えるという手間な方法をとってくださいました。腐葉土には天然肥料も少し混ぜるという念の入れようです。

そうして準備した土の中に、ビニールシートを外した根をそっと下ろして土をかけ、幹が安定するように配慮し、なおかつ根があまり深く埋まってしまわないように高さを調整してくださいました。あとは幹の周りに土を盛って水鉢を作り、根が切られて水をあげる能力の落ちた根を助ける配慮もして下しました。

  


それで、完成かと思ったら、植え替えたあとは幹が直射日光をたくさん浴びると良くないとのことで、わらを使って幹を覆ってくださいました。年配の職員さんが器用に幹をわらで巻き、わらを2~3本とってくるくると結んでゆかれます。わらをいつも生活の中で使っていらっしゃるのだろうということが見てとます。そうやって止めしたあとは、縄を使ってキュッ!キュッ!と男結びで止めてゆかれる手際の良さに感心していました。

そうして、幹を藁で巻いてもらった2本の柿の木の植え替えが無事に完了しました。

新天地で元気に根を張り、すくすくと育ってくれることを祈らずにはいられません。毎日子どもたちと「元気に育ってね」と声をかけてゆきたいと思います。
     

  

それにしても、寒い風が吹きすぎるなか、丁寧に作業をしていただいたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。一つのことに情熱を傾けて全力で取り組むまさに「一所懸命」な姿勢に学ぶところは多かったと思います。

ありがとうございました。

豆まき

2013/02/12

節分前から「鬼さん来たら、お豆ポイする」「鬼、来ても こわくない〜」と、言っていた すみれぐみさん(1歳児クラス)その中で昨年度、鬼を経験した、すみれぐみのA君だけは、「鬼さん来たら、エ〜ンエ〜ンいう。」と、言ってました。

実際鬼が来てみると、「こわかった〜。」と、すみれぐみ、どの子も号泣してましたが…。次の日も鬼の話題で、もちきりでした。「鬼さん、来たな〜えーんえーん泣いた。」「また、お山から鬼さん来るかな〜お肉、持って帰らはったな〜。」など、恐がっていたわりには、よく見ていて、感心しました。

今も鬼あそびは続いていて、タンバリンを太鼓のかわりにして、たたいてはドンドンと鬼になりきっています。

鬼は外と、お豆を投げる動作すると「お山に帰ろか。」と、功技台のところを お山にして登っては、また下りてきてをずっと繰り返して遊んでいます。

柿の木 2

2013/02/12

  まずは、根を掘り起こします朝から日差しがたっぷり降りそそいでいた割には空気は冷たい一日でした。でも光は少しずつ春めいてきているようです。夕方からはまたまた雪が降り出し、明朝にかけて雪の予報が出ています。

寒のあいだに柿の木を植え替えようと思っていたら、立春を過ぎてしまいました。私は、元のところから掘り出して新しい場所に植えれば良いと簡単に考えていたのですが、そんなに簡単ではないようです。お寺の方にお願いしていたら、みなさん園芸書などを読んで詳しく調べてくださったようです。そうしたら、調べれば調べるほど柿の植え替えはかなり難しそうだということがわかってきたそうです。

土が落ちないようにシートを巻きます

年配の方もいらっしゃるのですが皆さんの探求心には脱帽です。

まず掘り出すに当たっては、できるだけ根と周りについた土を残すために周りから大きく掘り進み、ある程度掘ったところで根の下の方を水平に掘り、地中深く張っている根を何本か切って土をついたままの根をビニールシートで巻いて土が落ちないようにします。ここまで約1時間くらいかかったと思います。私も手伝おうと思いましたが、しばらく寝込んでたおかげで全く身体が動きません。悪あがきはせず皆さんに任せることにしました。
           

狭い出入り口から何とか外に出ました

ここからが難関です。昨年少し小さくしたとは言え、左右に張った枝を狭い出入り口から出さなくてはなりません。根にはたくさん土がついているのでとても重いのです。シートで巻いた根の幅だけでも出入り口の幅いっぱいです。何とか左右に振ったり、回したりかたむけたりしながら、狭い出入り口を通すのはまるで知恵の輪を解くようでした。

そうして午前中いっぱいかけて、1本目を掘り出して畑の外へ引っ張り出しました。

柿の木 1

2013/02/11

冬型の気圧配置が強まって、風が強く朝から雪が水平に降っています。ようやく体調も回復して何とか動けるようになりました。しばらく寝込みましたが、身体を休めることができましたし、自分を見つめる機会にもなりました。いろいろ迷惑をかけてしまった方々には申し訳ありませんが、休養の時間をいただきました。ありがとうございました。

当園の園庭のすぐ近くに、畑があります。もう10年くらいになるでしょうか、山が崩れるのを防ぐために、石垣を積んでいただいたので、園庭もひろがり、その一段上に畑もできました。いろいろと栽培したりしていたのですが、6〜7年前からシカ、イノシシ、サルなどに作物を食べられることが多くなり、仕方なくネットでおおいました。最初の頃にキンカン、イチジク、柿など果樹を畑に植えていたのですが、なかなかうまくゆかず、枯れてしまったものもありました。

そんななか、元気に育って今も残っているのが、キンカンと2本の柿の木です。2年ほど前に柿の木が初めて実をつけたので、これから毎年柿が食べられるかなと期待していたら、柿の木が大きくなりすぎて気がついたときには、そのままでは畑の外に出すことができないくらいの大きさに育っていたのでした。そのまま畑のなかで育てようかとも思いましたが、それはとても無理です。

何とか外に出さなくてはと、柿の木引っ越し計画がスタートしました。実は昨冬に植え替えつつもりだったのですが、一度に動かすと負担が大きいのではないかということになり、昨冬は大きな枝を切り、横に広がった根も地中で一定の長さに切りそろえておいたのです。

そして、今冬を待って植え替えなのですが、うっかりそのことを忘れてしまっていたのです。本来であれば、もう少し早い時期に植え替えるべきところが、今頃になってしまいました。もちろん、私がひとりでできるわけもなく、お寺の方々にお願いしました。

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