2012年 12月

生活発表会

2012/12/07

明日はいよいよ生活発表会。
子どもたちがいつも通り過ごしている朝の様子やごっこ遊び、お話の劇等を発表します。
お友達や保育士と普段通りの会話が発表につながっていたり、お話の世界に入り込んで役になりきったりしています。
舞台に上がって練習するにつれて、お友達がお客さんになって見せあいっこしていると、だんだん発表する楽しみも味わってくるようになってきました。
小さい年齢のクラスは年長児の発表にあこがれを持って見ています。
大きい年齢のクラスは小さいお友達がしている事を、やさしいまなざしで見ていてくれます。
今日は子ども達同士の中で「明日が本番なんやね」
と会話している姿がいっぱいありました。
明日、子ども達がキラキラした顔で発表する事がとても楽しみです。

猿当番

2012/12/07

今日は二十四節季の大雪です。霜や氷、雪も身近になり、いよいよ本格的な冬の到来といったところでしょうか。今朝はこの冬一番の冷え込みとなったところも多いようです。鞍馬は、雪こそ降っていませんが気温はマイナス2度まで下がっていました。

今朝、園に行ったら、年長の女の子が、私のところに駆け寄ってきて、「せんせ、氷見つけたで!きのうバケツに水入れといたら、氷が張ってた!」と興奮気味に伝えてくれました。子どもたちは環境の変化には敏感に反応します。この旺盛な探求心がもっともっと発揮できるよう、わくわくするような環境を用意したいと思います。

もう氷の季節です。明日は雪の予報も出ています。季節の移り変わり、時の流れは早いものです。だからこそ、1日1日を丁寧に生きる必要があるのでしょう。反省することばかりです。

最近、新たな仕事が増えました。「猿当番」です。何をしているかというと、朝夕1時間ずつ園児達の登降園の時間帯に猿が悪さをしに来ないように見張る役です。

猿の話題は何度か取り上げましたが、11月中旬頃から園の近くに一頭の猿が出没しています。ニホンザルだと思います。まだ小さいので、子猿のようです。

あまりにも人間に近づいて来るので、猿の研究をしていらっしゃる方に相談して見ていただいたら、1歳半から2歳半の雄ではないかとおっしゃていました。まだ子どもなのだと思います。人間だったら何歳くらいなのだろうと思って調べてみたら、ニホンザルの2歳は人間の10歳くらいにあたるそうです。研究者の方に伺うと、これくらいの子猿が群れからはぐれることは考えにくいので、人間に飼われていた可能性も高いというお話しでした。飼っていた人が放したのでしょうか。はきりとはわかりませんが、今では園の周辺に頻繁に出没します。11月は、お寺への参拝客や観光客が多いので、餌をもらっていたのかもしれません。最近人間に近寄ってくることが多くなりました。

歩いていると足下に絡みついてきたり、背中に乗ってきたりします。きっと餌が欲しいのと遊んで欲しいのだと思います。猿も攻撃ではなく、じゃれついてきます。登りついたり甘噛みしたりしますが、時には痛いこともあります。ただ、出血するような怪我になると感染症が心配なので、あまり近づかない方が良いのでしょう。
そうはいっても猿の方から近づいて来るので、始末が悪いのです。特に子どもが好きなのか、同世代の遊び相手だと思っているのか、園児に近づきます。園児も保護者も怖がるし、もし怪我をしては大変なので、猿当番の出番というわけです。

きょうのごはん

2012/12/06

・ごはん

・すき焼き風煮物

・野菜のお浸し

・みそ汁

おひるね 3

2012/12/06

おひるねは、休息を取るために必要です。しかし、どの程度の休息が必要なのかは子どもによっても、その時の子どもの体調によって異なります。保育所保育指針の解説には、「積極的に家庭との情報交換を行いながら、24時間を見据えた子どもの生活時間を考慮し、子どもの食事、睡眠、休息、遊びなどが無理なく営まれるようにしていきます。そして、一人一人の生活に合わせ、時には柔軟な対応をとりながら、家庭と協力して子どもの生活や発達過程にふさわしい生活リズムが作られるようにしていきます。 」とあります。

しかし、それは大人が毎日子どもの1日の生活スケジュールを立てて、子どもにその通りにさせることではありません。

最も理想的だと考えるのは、子どもが自分で自分のことをよくわかり、「僕は今日は疲れているから、しっかり寝よう。」「私はあまり疲れていないから、寝なくても大丈夫。」と自分で判断して、決められると良いと思います。身体を休めることはとても大切なことだと子どもが理解できるような取り組みを普段から行います。そして、それがわかった上で、身体を休める方法はそれぞれの子どもが自分の体調に合わせて選ぶことができると良いのだと思います。また、他の人のことを考えるという意味で、寝ない子は寝ている子の邪魔をしないように静かにしていることは必要です。自分のこと、友だちのことなどを考え合わせて自分がどうするかを決める力をつけて欲しいと思うのです。

こう言うと、「そんなことをしていたら子どもが好き勝手なことばかりして、わがままになってしまう。」「生活のリズムが乱れてしまう」という声が聞こえてきそうです。生活のリズムについては、子どもの生活24時間を視野に入れれば、子どもによって休息の仕方が違うべきであることは、自明のことです。

はたして、子どもは好き勝手をしてわがままになるでしょうか?そういうこともあるかもしれませんし、そんなことはないともいえます。実際にこどもが自分で休息の方法を選ぶという方法で保育していらっしゃる保育園もあります。子どもはちゃんとその能力を持っているのです。そんな子どもの力を信じて見守ることが大切なのだと思います。

子どもが自立して、自分をわかったうえで自分で考え、主体的に生きてゆくことができるためには、私たちは何をすべきなのか?原点に戻って考えたいと思います。
子どもが自分の人生の主人公になるために、自立して欲しいからです。

ゆっくりと

2012/12/06

先日、土曜日の午後保育にあたり、年長の女の子2人とお散歩へ出かけました。
初めは本殿まで行く予定だったのですが、途中、「放生池」で鯉の様子をしばらく観察したり、観光客の方たちが見守る中「命の塔」で焼き肉屋さんがopenしたりして時間が流れていきました。

あれれ?予定してたものは~・・ま、いっか(^o^)

こんな風に、少人数で行動できる機会というのは保育園で生活してるとなかなかないもので、そんな時こそ、ゆーーーっくりと関われる幸せを感じました☆

きょうのごはん

2012/12/05

・ごはん

・ウインナー炒め

・春雨のマヨネーズサラダ

・吸い物

パイケーキ

2012/12/05

製作大好きなひまわりぐみ(4歳児)さん。平面の製作が多かったので今回は立体的な作品を作りました。

今回作ったのはパイケーキ!!

パイ生地はダンボール、いちごは色粘土やどんぐりなどを使いました。みんな楽しそうに周りのお友達と相談しながら取り組んでました。みんなで作ったパイケーキは生活発表会でひまわり組の劇「おおきなかぼちゃ」のどこかのシーンで登場するので見てください。

おひるね 2

2012/12/05

以前、ある保護者から、「保育園でお昼寝をすると家で寝るのが遅くなるから、お昼寝の時間を短くするか寝ないようにして欲しい。」というご意見をいただいたことがあります。こうなってしまっては、何のためのお昼寝かわからなくなってしまいます。

0歳や1歳の子は、もちろんおひるねが必要ですが、前日の家で何時に寝たのか、夜中ぐっすり眠れたのか眠れなかったのかなどによって、その日のおひるねの仕方は変わるはずです。子どもたちの生活24時間を視野に入れて考える必要があるのです。また、例えば3歳児の何パーセントかは、おひるねの必要がない子がいますし、5歳児の何パーセントかはおひるねが必要な子がいるはずです。その日の体調や運動量などでも異なります。子どもひとり一人のその日の状況を把握してその子の今に対応してあげることができれば一番良いと思います。

保育所保育指針の「生命の保持」の「内容」には 「家庭と協力しながら、子どもの発達過程等に応じた適切な生活リズムが作られていくようにする。」「子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と休息を取ることができるようにする。」とありますし、「情緒の安定」の「内容」にも「一人一人の子どもの生活リズム、発達過程、保育時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながら、適切な食事や休息が取れるようにする。」とあります。

子どもが、活発に活動する時間と、ゆったりと休息する時間が必要です。おひるねは休息を取るためのひとつの方法です。とても疲れているときは、ぐっすり眠る必要があるでしょうし、それほど疲れていないときは、横になって静かにしている。ゆったり本を読む。など体調や疲労度によって様々な休息の方法があるはずです。

指針の解説には「午睡は、子どもの年齢や発達過程、家庭での生活や保育時間などを考慮して、必要に応じて取れるようにしていきます。子どもの家庭での就寝時間に配慮し、午睡の時間や時間帯を工夫し、柔軟に対応します。」とあります。何としても必ず寝かしつけないといけないわけではありません。

時間を決めて一斉におひるねをさせるのではなく、「必要に応じて」「柔軟に対応」することが大切なのですね。

きょうのごはん

2012/12/04

・ごはん

・鰤の照り焼き

・野菜のごま和え

・みそ汁

たった3枚のステキな葉っぱ

2012/12/04

年長のゆり組さんと素敵な葉っぱを探しに行きました。それも3枚だけ…。

まず園庭で好きな葉っぱを3枚見つけてスタート。園の外に出て歩きながら、探して探して…自分の今持っているものより素敵なものが見つかったら、1枚交換して、また見つけたら1枚交換していくのです。仲間たちは赤や黄色の3枚の葉っぱを大事に持って、「この葉っぱはここがいいわ」といいところを見つけては交換。時には「でもな~、やっぱりこっちのほうがいいわ」と思いとどまり、ステキな3枚を見つけていきました。もちろん最後には発表会!!色や形だけでなく、葉脈の様子にステキなところを見つけたり、虫が食べた後の穴に良さを見つけたり。ステキな目を持った仲間でした。

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