今年開室しためぐみ精舎での学童保育では、毎日いろんな学校からさまざまな学年の小学生がやってきて、楽しく遊んでいます。
ある日の昼食のあとののんびりした時の子どものつぶやきです。
高学年の男子の○○君「オレ、ロマンチックってちょっと苦手やなぁ〜」
低学年の女子の△△ちゃん「ロマンチックって何?」
○○君「え〜。空気がいい感じって事かな…」
らしいです。
ロマンチック
2012/09/07
2012/09/07
今年開室しためぐみ精舎での学童保育では、毎日いろんな学校からさまざまな学年の小学生がやってきて、楽しく遊んでいます。
ある日の昼食のあとののんびりした時の子どものつぶやきです。
高学年の男子の○○君「オレ、ロマンチックってちょっと苦手やなぁ〜」
低学年の女子の△△ちゃん「ロマンチックって何?」
○○君「え〜。空気がいい感じって事かな…」
らしいです。
2012/09/06
ヒトとは何か?ヒトの始まりである赤ちゃんを研究することで解き明かしてゆこうというのが赤ちゃん学なです。その研究成果を保育や子育てに活かすことが大切になってきます。
ヒトは弱くなることで進化した。一人一人は弱い存在でも社会を作り力を合わせることで生き延びてきたのです。そして、赤ちゃんや高齢者など一番弱い人をその真ん中で守ってきたのです。ですから、子育ては社会でいろいろな人が携わって行うのが最も自然なことなのでしょう。
育児は社会的な営みなのです。ところが、夫婦と子どもという標準的な家族構成の世帯では、乳幼児を育てる時期、お父さんは朝早くから夜遅くまで仕事で、お母さんと赤ちゃんが、一日のほとんどを家で過ごしているということが多いのではないでしょうか。これでは、お母さんは大変です。本来なら、社会的営みであるはずの子育てを、お母さん1人が担わないといけないのですから、不自然ですし無理があります。
また、赤ちゃんにとっても、ほとんどの時間をお母さんと過ごすのですから、刺激がとても少なくなってしまいます。家でお母さんが家事をしていて、赤ちゃんが1人で遊んでいる状態は容易に想像できます。こういう時間が長くなってしまうと赤ちゃんは、いろいろな人と関わることができません。特に子どもどうしの関係を築こうにも周りに子どもがいないことには、築きようがありません。子どもがいろいろな人の中で育つという自然な姿は、今では自然ではなくなってしまっているのです。お母さんと赤ちゃんが2人だけで家にいる家庭の子どもこそ、保育に欠けるのかもしれません。
ところで、年を重ねて子どもを生まなくなった女性が長生きをするのは人間だけなのだそうです。そのことから、いわゆるおばあちゃんは子どもを育てる役割を担っているのではないかという考え方があります。
言われてみれば道理にかなっているかもしれません。おばあちゃんなら自分の子育て経験を生かして、ゆったりと余裕を持って子どもに関わることができます。また、ご近所のお茶のみ友だちが集まって、おしゃべりをしながら、子どもの面倒を見ることが、自然に行われていたのではないでしょうか。子どもにとってはいろいろな人がいて、多くの刺激を受けることができますし、お年寄りにとっても子どもと接することは元気の元にもなります。
いろいろな人が育児に関わることが、人間が進化の上で獲得してきた方法なら、それができにくくなった現代こそ、あえてそういう場と機会を用意する仕組みが必要になってきます。保育園はそういう役割を担うべきだとお思います。
2012/09/06
2012/09/06
給食の時間が始まりました。私も食べにいきました。すると・・・・・
ぽつんっと一人で食べている男の子がいます。
「先生ここで食べてもいい?」
「うん。いいよ」とニコニコ顔で返事をしてくれます。
「何で一人で食べてるの?」
「僕が一番にここに座ったんやけど・・・あと皆来てくれないから・・・一人やねん。」
少しさみしそうに話してくれました。
でも一緒に食べているとさみしそうに話してくれたのが嘘のようにいっぱいおかわりをして元気いっぱいでした。
2012/09/05
2012/09/05
夏はやっぱりスイカ!
園でもおやつにスイカがでます。で、スイカを食べる時は、園庭にござを敷いてそこに座り食べるのですが、それがまたこども達は嬉しそう。大好きなこどもは、大きなのを選び、顔中スイカだらけにして食べています。私もスイカは大好き!ある日、こども達と一緒にござに座って食べていると、一人の男の子が私の前にしゃがみずっと私の顔を見ていました。何やろう?と思っているとどうも口から種だけを出してるのが不思議だったようです。声をかけてもじっーと見て、その顔は真剣。で、「出来る?」と聞くと「うううん」と首を振っていました。どうなってるんやろう?と不思議だったんでしょうね。私が食べ終わるまで見つずけていました。
2012/09/05
赤ちゃん学は、様々な分野の研究成果から、より深く赤ちゃんを知ることによって、今までの子ども観を見直し、新たな子ども観を構築しようという試みですが、それは、ヒトはどこから始まるのか?というヒトの出発点を明らかにすることによって、ヒトとは何かを考える学問でもあるそうです。
そもそも、どうしてこの地球上にヒトは発生し、人類はこの地球上にこんなにたくさん生きているのでしょうか。現在地球上に生きている人類はホモサピエンスですが、どうしてホモサピエンスだけが生き残るとができたのでしょうか。また、ヒトの存在は宇宙全体にとってどんな意味があるのでしょうか。ヒトって、人間って何でしょう?そんなところから保育を考える必要があると思います。
ヒトの大きな特徴の一つが二足歩行です。ヒトは他の動物に比べて、寿命に対する子宮内での生活時間が短い、つまり未熟な状態で生まれてきます。それは、二足歩行によって、骨盤が狭くなり子宮が小さくなったことで、子どもが十分に成熟できないまま生まれてくるからです。未熟な状態なので自立できず、誰かに守ってもらわないと生きてゆくことができないのです。ヒト以外の動物がそんな状態で生まれてこようものなら、野生の中であっという間に襲われてしまいそうです。なぜヒトだけが未熟な状態で生まれてくるのでしょうか。
それはヒトが生き残り戦略として弱くなることを選択し、最も弱い赤ちゃんを集団の真ん中において、安全な社会を形成してきたからだといわれています。つまりヒトは一人ではとても弱い存在です。鋭い爪や牙、分厚い皮も持っていませんし、早く走ることも、木に登ることもそんなにうまいわけではありません。しかし、集団で行動し役割を分担し力を合わせることで、社会として集団として強くなりました。そして赤ちゃんや高齢者など、弱い人をその集団の真ん中に置いて守ってきたのです。
健全な社会を形成できる力がつくように子どもたちを育てる。それが、ヒトがヒトとして生きてきた筋道にかなうのではないでしょうか。ヒトとヒトがその関係をうまく作り、人と人の間の関係を築くことが、人間として生きてゆくことなのです。
そうした観点から保育を考えた時にどんな保育が必要になってくるのでしょうか。よくよく考える必要がありそうです。
2012/09/04
まずは、いつもこのブログを読んでくださっている皆様にお詫びしなくてはなりません。ごめんなさい。
実は、畑のことを書いた記事の中に、私の勘違いから発生した誤りがありました。大豆がつるを伸ばしていたと書きましたが、私の勘違いです。大豆は自分でちゃんと立っています。つるをのばして草に助けを求めていたのは、別の植物でした。
先日、東京の研修から帰って久しぶりに畑を見に行ったら、大豆の間に生えている背の高い草が、花を咲かせていて、畑の雰囲気がすこし変わっていました。少し見ないだけで、ずいぶん様子が変わっているのには驚かされます。
作物たちはどうなったかと思って畑に入ってみました。トウモロコシは、食べるには収穫時期を逃してしまったかもしれません。ナスは花がいくつか咲いていますが、実がなるのでしょうか。トマトはたくさん実をつけましたが、まだ青いようです。
畑を見て回っていて、気づきました。つるが増えてたくさん伸びているのです。そのあたりをよく見てみると、背の高くなった大豆や、他の草の海をひそかに潜行するように這っている植物があります。その植物がつるの主でした。それはかぼちゃかもしれません。かぼちゃなんか植えた覚えはないのに・・・と考えていたら、去年の今頃かぼちゃが畑を独占していたのを思い出しました。そのかぼちゃの種が残っていたのでしょう。芽を出し、茎を伸ばし、他の植物につかまりながらひそかに成長していて、この時期になって姿を表したのです。というより私が気づいていなかっただけかもしれませんが・・・私にとっては突然姿を表したかぼちゃは、伏兵現るといったところです。
かぼちゃがやたらと勢力を伸ばすかもしれませんが、それも自然の姿なのでしょう。
というわけで、つるの主はかぼちゃでした。間違ったことを書いてしまったことをお詫びします。素人の浅はかさというのか、わかっていない怖さというのか、よく確かめないで早合点することは慎みなさいということですね。気をつけます。
2012/09/04
2012/09/04
お盆休みあけみんな元気に登園してくれました。
久しぶりに会った子ども達から『先生久しぶりー。休み○○行った』など、楽しいお休みの話で盛り上がりました。
さて、8月17日はお寺の職員さんと合同で消火訓練をしました。
運動場に行くため玄関で並んでいると『消防車の絵を描くの?』と勘違いしている子もいました(笑)
消火器を使った訓練ではゆりぐみ(5歳児)が代表で訓練しました。消防署の方のお話をしっかり聞いて、一生懸命取り組んでる姿はとてもかっこよかったです。
その姿を羨ましそうに見学しているひまわりぐみ(4歳児)さんもいました。