2012年 9月

収穫 1

2012/09/22

  芽が出てしまったトウモロコシ

ずっと気にながらも畑のことを何もしていない日々が続いてしまいました。畑をみると作物以外の植物がとても大きくなり、頑張って伸びていた大豆もあまり見えなくなっています。草をかき分けて畑に入ってみるといろいろな変化があります。

[トウモロコシは少し前から茎が枯れてきていたので早く収穫した方が良いな。と思っていたのですが、実も茶色くなってしまっていました。もちろん食べるには完全に遅すぎます。種が取れればいいと思って、実を茎から外して皮をむいてみると、5センチくらいの長さの小さなトウモロコシが顔を出しました。実が入りきっていなくて、

    テラスで乾かしています

先の方はヤングコーンのようです。実が数個しかついていないのもありましたし、腐っていたものもありました。すこし湿った感じのものをむいてみたら、なんと既に発芽しているものもありました。それは畑に返して、種になりそうなものを乾燥させるために、テラスの天井から吊り下げました。次のシーズンにうまく芽が出ることを願って、しばらくおやすみなさいです。

トマトはずいぶん実が大きくなっていますし、数もいくつかあります。中には赤くなっているのもありました。ただ、完熟といった感じではなく、黄色いところが少し残っていたりします。支柱を立てていなかったせいで地面にくっついてしまっていたので、少し早そうでしたがいくつか収穫しました。美味しそうなので、早く食べてみたかったのですが、まずは種取りです。普段トマトを食べている時は、種のことはあまり気にかけていませんが、いざ種をとろうと思うとなかなか大変です。種の周りについているゼリー状の部分と種を分けるのが、結構手間がかかります。茶こしに入れて丁寧に洗いました。。

       まだ青いトマト

トマトの種って小さいんだなと改めて思いました。よく見てみると小さな種も一つずつ大きさや形が違います。同じお母さんトマトから生まれても、みんな違うのですね。

植えたのは、サンマルッアーノという種類だそうで、比較的酸味が強く、パスタソースなど煮込み料理に使うと上品で美味しくなると、苗を提供してくださった農家の方から聞きました。たくさんとれたらそうして食べてみようと思います。

きょうのごはん

2012/09/21

・三色どんぶり

・わかめの酢の物

・さつま汁

・フルーツ

センチコガネ

2012/09/21

今の時期は少なくなりましたが、夏のあいだよく目にする虫がいます。緑色っぽく見えるもの、赤っぽいもの、褐色系のもの、見る角度によって違った色に見えるのもいます。どれも、金属のようにピカピカと光っています。センチコガネやオオセンチコガネという名前の体長2センチくらいの甲虫です。残念ながら私にはセンチコガネとオオセンチコガネの差があまりよくわからないので、ここではセンチコガネとしておきます。

この虫は、主に動物の糞を餌にしています。いわゆるフンコロガシの仲間です。近年夏になるとこのセンチコガネをたくさん見かけるのは、この辺りに鹿が増えたことで餌が増えたからでしょうか。

ピカピカ光ってきれいなので、時々子どもたちが捕まえてきます。時々というのは、あまりにもたくさんいるので、子どもたちも見飽きているのです。もちろん、触ったあとは手を洗っていますので、ご心配なく。

このセンチコガネですが、不思議に思っていることがあります。土の上を歩いている姿よりもコンクリートのうえで仰向けにひっくりかえって、足をバタバタ動かしている姿をよく見るのです。その姿が目立つので、いつもひっくりかえっているなと思ってしまうのかもしれませんが、本当によく見かけます。しばらく見ていても、いっこうに起き上がれそうにありません。まあるい背中のせいで短い足が地面に届かないのです。羽根を広げるなどすると起き上がれるのかもしれませんが、そんなことをしているところを見ません。

もしかすると、一度ひっくり返ると二度と起き上がれないのかもしれません。仰向けのまま動かなくなっていまっている姿もよく見ます。一度ひっくり返ると起き上がれないというのはかなり危機的状況なはずです。それなのにどうして起き上がれにのでしょう。

仰向けになってもがいている姿を見て、ひとつ考えついたのが、コンクリートなど平らなところで起き上がれなくなっているということです。短い足でも引っかかるところがあれば、起き上がれるのです。自然界では平らなところはほとんどないでしょうから、たとえひっくり返ったとしても、命に関わるほどのことにはならないでしょう。人間が作った平面の上でひっくり返ってしまうと、大変なことになるのです。

そう思うと、センチコガネに少し申し訳ない気持ちになってしまいます。ですから平らなところでひっくり返ってもがいているセンチコガネを見ると、平ではないところに移動させたくなります。そうすれば、起き上がれることもあるからです。

ただ、あまり長い時間ひっくり返ったままでいると、体内のバランスが崩れて起き上がってもまたすぐにひっくりかえってしまうのだ、ということを聞いたことがあります。確かめたわけではありませんので、なんとも言えませんが、人間の営みによっていろいろな影響が出るものだなとものだなと思いました。

いっぽお兄ちゃん

2012/09/21

1歳児クラスのEくんは4月に入園して、今では随分笑顔で過ごす様になましたが、まだ節目に涙が出る事もあります。

ある日、Eくんが大好きなおままごとでもくもくと遊んでいた時の事です。

側でご機嫌に遊んでいたのは0歳児のMちゃん!

でも保育士が他このの子のオムツ換えで席を離れると、Mちゃんが泣き出してしまいました。

ちょっと待ってね〜と声をかけながらオムツを換えていると、だんだんMちゃんの泣き声が静かになってきました…戻ってみると…

EくんがMちゃんの顔を覗き込んで頭をなでなでしてくれていたのです!

ありがとう!と声をかけると照れ笑いのEくん。

まだまだ泣きたいEくんが一歩お兄ちゃんになった瞬間に出会えました。

きょうのごはん

2012/09/20

・ごはん

・だしふりかけ

・高野豆腐の煮物

・和風サラダ

・みそ汁

習熟度別

2012/09/20

一人ひとりの子どもの発達を最大限に保証する。その子が、自分から興味感心を持って自発的、主体的に環境に関わることで、今を最も良く生きることができるようにサポートすることが必要なのです。

ですから、集団を構成する場合も様々な集団の種類があり、発達に合わせて集団が構成されることが大切だと思います。子どもが友達と楽しく遊ぼうと思えば、発達の近い子の集団で遊ぶでしょうし、少し発達の進んだ子がいるとその子を見て学ぶでしょう。お世話をする、されるという経験が必要なら、5歳・6歳の子と0歳・1歳が関わることができる集団にすれば良いでしょう。「みんなで一緒に」が楽しい3歳前後の子どもたちは2歳児クラスという集団が、就学前の仲間意識が高まる時期には年長児クラスという集団が必要になってくるでしょう。

小学校の学習指導要領では「個に応じた指導」の中の方法の一つとして、習熟の程度に応じた指導ということがいわれています。いわゆる習熟度別の指導です。習熟度別というと、差別だとか言われるようですし、私もそう感じていたこともありました。しかし、その子の発達にあわせた指導ということです。その子の今に最も適切な方法で教えるとが一番わかりやすいということだと思います。

次男が鞍馬小学校に通っていた時、夏のプール指導で習熟度別の指導を取り入れてくださっていたように思います。児童数が少ないということも一つの要因だったのかもしれませんが、全校生徒を、学年の枠を超えてどのくらい泳げるかでグループ分けをして、それぞれの習熟度によって指導方法を変えてくださっていたようです。低学年でも、水泳教室に通っているような子はどんどん泳げますし、高学年でも泳ぐのが苦手な子もいます。学年という枠だけにとらわれない、発達に応じたグループ構成にしてくださっていたようです。
次男に聞くと、無理なく楽しく泳げるようになった。と言っていました。

一人一人の発達に合わせた教育を経験することで、無理なく楽しく自然体で学ぶことができるのだとおもいました。

小学校でも様々な取り組みをしてくださっているのです。私たち幼児教育に関わるものこそ、たいせつにすべき部分ではないでしょうか。

ブーム?

2012/09/20

最近子ども達の口からよく出ます・・・

こわ~い は・な・し

その内の1つをご紹介

「あんなー、お父さんとお兄ちゃんと一緒にお風呂入ってる時な、いきなりドアに手がバッてくっついてきて・・・

髪の毛ぐちゃぐちゃで口がこーんなに大きくて・・・その人の名前は・・・串刺し女っていうねん・・・」

「え・・・先生、今日どうやってお風呂はいろ・・・」

きょうのごはん

2012/09/20

・ごはん

・八宝菜

・ひじきのサラダ

9月19日(水)の献立です。アップするのが遅れてすみません。

集団

2012/09/19

子ども一人ひとりの発達をしっかりと見つめ、その子がその子らしく、今を最もよく生きることを大切にするというスタンスで、保育してゆきたいと思います。それは、年齢や性別、その他の様々な要素にとらわれることなく、まず、一人の人格としてその子を見るということです。4歳児だからとか、自閉症だからという区別からその子を見るのではなく、一人の人格として尊重したうえで、それぞれの特長について知れば良いのだと思います。どうして、外側からの区別にこだわるのでしょうか。外国では年齢や性別、しょうがいの有無で子どもを分けることは、差別だとして禁止しているところもあるそうです。

学年という区切りがしっかりとある小学校でさえも、平成23年4月から全面実施された新学習指導要領には「個に応じた指導の充実を図ること」(第1章総則第4 – 2 – 6)と記されています。その方法として、学校や児童の実態に応じ,
・個別指導やグループ別指導
・繰り返し指導
・学習内容の習熟の程度に応じた指導
・児童の興味・関心等に応じた課題学習
・補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れた指導
・教師間の協力的な指導など指導方法や指導体制を工夫改善する
などがあげられているのです。
どちらかというと、乳幼児教育に比べて知識を一方的に伝えることが多い学校教育でさえも、個別指導や、習熟度別指導、子どもの興味・関心等に応じた課題学習など弾力的な子ども集団の編成、そして、ティームチーチングまでもが示されているのです。

乳幼児の発達は、子どもが環境に働きかけ、環境との相互作用を通して新たな能力を獲得してゆく過程であり、そこで大切なのは、子どもが自分から興味感心を持って自発的、主体的に関わろうとする意欲や態度なのですから、当然、小学校よりも「個に応じた」柔軟な子ども集団の編成(子どもが自ら集団を作るのですが)が必要なのではないでしょうか。

子どもから出発するのではなく、大人の都合や、昔からこうしているからというだけの理由で、固定的に子ども集団を編成することには問題があるのです。

もちろん、発達にとって必要な集団も編成しないというのではありません。子どもの発達にとってどんな集団が必要なのかをよくよく考える必要があるということです。

一人ひとり(個)が、いきいきすることで、みんな(集団)がいきいきする。そしてその集団が、さらに個を育てるという相互作用が生まれるような集団、個が集団を高め、集団が個を高める、発達のスパイラルが生まれる集団になるにはどうすれば良いかを考えることが必要なのです。

怖い絵本

2012/09/19

最近、おひるね前に怖い絵本、紙芝居をリクエストするひまわりぐみ(4歳児)ゆりぐみ(5歳児)の子ども達。
以前、いつもどうり紙芝居を読もうとすると『先生、電気消そ!』とみんなが声を揃えていったので電気を消して読むことになりました。

紙芝居を読み終わったあとお布団に入った子どもを寝かしつけていると、いつもは一人で寝ている子もその日は『先生トントンして』と言ってきたので『珍しい!紙芝居怖かったん?』と聞くと小さくうなずいていました。

紙芝居読む前は『電気消そ!』っとはりきっていたのに、読んでいるうちにだんだん怖くなってきたみたいでした。なんかそんな姿がとっても可愛いかったです。

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