2012年 8月

フウセンカズラ

2012/08/21

テラスの端っこに植えてあるのがフウセンカズラという花です。

白くて小さな花が咲きとってもかわいいのですが、花よりもみんなの目を引くのは、名前の通り風船のような袋!プクプクした感じとツル状に伸びた葉っぱの間からプカプカ浮いているような風船!子どもも大人もついつい触ってみたくなります。

そして、この花にはもうひとつかわいい秘密があります。風船が茶色くなってきた頃、風船を割ってあけてみると・・・中には種が、よ~く見てみると黒い種にハートの模様があるのです。女の子だったら思わずたくさん集めたくなります。
私もこの花が小さい頃から大好きでハートの種をよく集めていました。

今年は保育園のみんなにも見せてあげたいのと、グリーンカーテンになってくれればいいなぁ~と思い、テラスで育てています。

きょうのごはん

2012/08/21

8月20日(月)の献立です。アップするのが遅れてすみません。
・ごはん

・だしふりかけ

・煮魚

・野菜とろろ和え

・西京汁

秋の気配

2012/08/20

8月も下旬になりましたが、京都地方衣装代発表の京都府高温注意情報というメールが今朝届いていました。「気温が35度以上になるところがあるので熱中症などに注意してください。」という内容です。

確かに日中はまだまだ暑い日が続きます。しかし夜になると、空気が全く変わります。夜半過ぎに涼しすぎて目を覚ましてしまいました。窓を全開で寝ていたのです。時計を見ると午前2時半でした。まだ少し寝られると思うと、起きて窓を閉めるのが面倒になって布団をかぶり直しました。

まだまだ暑いと思っていても、季節は少しずつ動き、秋が近づいて来ているのですね。そう思って、自然を見てみるといろいろな変化があります。

園の前にある百日紅がようやく咲き始めました。町中ではとっくに咲いているのですが、この辺りは少し遅いようです。これは秋の気配というより、夏の名残という感じでしょうか。

先月はまだ小さかった栗の実も随分立派になりましたし、やわらかいピンクの花から甘い香りを漂わせていたネムノキも種をつけていました。

蜘蛛たちも懸命に巣を作っています。ちょうど昇ってきた朝日に照らされて、蜘蛛の巣が黄金色に光ります。極楽の蜘蛛は蓮の葉に銀色の糸をかけるそうですが、娑婆世界の蜘蛛の糸は金色に輝いて見えました。朝の光のおかげですね。

山の杉木立も生まれたての朝に光に照らされています。陰影が強くなったのは光が斜めになってきたからでしょうか。こんなところにも、秋が感じられる早朝でした。日中は、また夏が戻ってくるのでしょうね。
                                                                                                                                                                                                       

めぐみ精舎

2012/08/20

鞍馬山保育園、学童保育(めぐみ精舎)も夏休みに入り本格的に動き出しました。とはいっても、まだ夏休み始まったばかりなので、午前中に小学校に行ってる子は昼から合流してくるのですが…

卒園して別々の小学校に通っていても、ここで久しぶりに会えるのでそれを楽しみにしている子もいます。

めぐみ精舎では自分がやりだい事を自分で考えて行動する事を大切にしています。朝、登園してくると一日どんな風に過ごすかを自分で考える事から始まります。朝のうちに勉強する子がほとんどですが、中には先に遊んでから昼前に勉強する事を決める子もあります。

みんなが遊びだしてから、この子はその子達に気持ちが流されないかな!?と思いながら見ていると、昼前に勉強道具を広げて勉強を始めました。

「やっぱり、自分で決めたことはちゃんと自分でできたね。ウンウン、その調子」
なんて思いながら見守っています。

夏休みが終わるまで、めぐみ精舎も小学生の活動でにぎやかになっていく事でしょう♪

消火訓練 2

2012/08/19

消火器を使って消火訓練する子どもたち

子どもたちは消火器を使っての消火訓練に挑戦しました。火事を見つけたらまず、周りの人に知らせることを確認したうえで、消火器の使い方を聞きます。消火器を持って火の近くに行く。次にピンを抜く。ノズルを外して燃えているものに向ける。レバーを握って消化液を燃えているものにかける。という手順を教えてもらってすぐに理解していました。

子どもたちは消火器を持ち上げるとはできますが、ある程度の距離を運ぶとなると重いので、保育士に手伝ってもらって運んでいましたが、そこから先は慌てることなく消火器を操作して、

 消火栓の水圧に負けずにガンバレ!

燃えていると仮定した火点に向けて水をかけていました。訓練用の消火器をなので、圧縮空気の力で水を噴出させるタイプものです。結構勢い良く水が出るのを楽しんでいました。実際の火災現場で子どもが消火器を操作して消火に当たる事はありませんが、体験することは大切だと思います。子どもは体験したことをよく覚えているので、いざという時慌てている大人を落ちつかせてくれるかもしれません。そんなことを言わなくても、やってみることが楽しい!でもいいですし、家に帰ってからそんな話題で話をしてくれると良いと思います。

もちろん職員も訓練しました。こういう時こそ、

 おやくそくを守れる人  ハーイ!

声を出すところは声を出すなど、真剣に取り組む必要があります。頭では理解しているつもりでもいざやってみるとできなかったりするので、できるだけ実際の火事と同じ条件で体験しておくことが大切です。

その他、消火栓を使った放水訓練も行いました。お寺の自衛消防隊の方に「保育園に一番近い消火栓はどこでしょう?」と聞かれて一瞬考えてしまう人も•••
普段目にしていても、意識して見ていないと見えないのですね。ホースの伸ばし方やつなぎ方、筒先の構え方など教えてもらったあとは、実際に放水します。初めて経験する職員は緊張気味でしたが、頑張っていました。
子どもたちは見学ですが、先生の頑張る姿に「先生ガンバレー!」と声援を送っていました。

最後に消防署の方のおはなしを聞いて、ライターで遊ばない。花火は大人と一緒に。など火事を起こさないための約束していました。

きょうのごはん

2012/08/18

・ひじきチャーハン

・フルーツサラダ

・わかめスープ

消火訓練 1

2012/08/18

左京消防署の方々にいらしていただいて、お寺の自衛消防隊の皆さんと一緒に消火訓練を行いました。消火訓練ですから中心になるのは職員ですが、子どもたちも見学ばかりではつまらないので、訓練用消火器を使っての消火訓練を体験しました。

まずは消防署の方の説明を聞きます。消火器を見せて「これ何か知ってる?」「どこにある?」など、子どもたちが考えられるように質問しながら説明してくださるので、子どもたちも「消火器」「火をけすやつ」などと答えながら楽しく体験することができました。

「火事を見つけたら一番最初にすることは何?」という質問に子どもたちは「消す」「逃げる」などと答えていましたが、私もその程度しか思いつきませんでした。消防署の方の答えは、「他の人に知らせる」でした。まず火事を見つけたら「火事だ!」と大きな声で、できるだけ多くの人に知らせることが大切だそうです。多くの人に知らせれば、消防署に通報する人、避難誘導する人など役割分担ができます。ひとりで全部のことはできないので、みんなで力を合わせるようにしてください。といった意味のことをおっしゃっていました。

こんなところでも、いや緊急事態だからこそ、チームワークが求められるのです。ひとり一人が自分の想いだけを優先して、バラバラに動いていたのでは、ピンチを乗り切ることはできません。それどころか被害を拡大させてしまいます。「子どもの命を守る」という大きな目的のために、避難誘導する人、消火する人、消防署に通報する人など役割を分担する必要があるのです。その前提として情報共有が大切です。それが、大きな声で「火事だ!」と火災が発生したという事実を伝えることなのです。

火災発生という非常事態についていうと、そんなの当然だと思うでしょう。しかし、普段の保育にもこのチームワークが大切なのです。自分のやり方が一番良いと思って、「私は私のやり方でやりたいようにやるから、あなたはあなたでやれば。」「あの人の言うことは聞きたくない」などと思っていては、子どもたちが大きな被害を被ってしまいます。「子どもが今をより良く生き、しっかりと発達を遂げる」という目的のために、「みんなのいのちが輝く」という理念を形にすることに向かって、みんなが心を一つにしてそれぞれの役割を果たすことに努力する必要があります。

そうでなければ、火災の時に煙に巻かれ、炎に焼かれるように、大きな被害を発生させてしまうことになります。そんな罠に陥らないよう十二分に注意して自らを見つめて律する努力をしてゆこう。

消火訓練を通してそんなことを考えてしまいました。

仲間が増えて

2012/08/18

乳児クラスに7月より新しい友達が、2人増えました。

最初は泣いていた、Aちゃんも最近は保育士の顔を見て見て確認しては、安心して遊べるようになってきています。

Bちゃんは、つかまり立ちも増えてきて、給食も手づかみで食べてみようとしたりしています。

C君は、新しい仲間が増え、ずり這いやハイハイで並んで遊んでいる時も、とっても嬉しそうです。

0歳児さんが入ってきた事で乳児クラスにも、いろんな変化があって、関わり合いを じっくり観察してると実に面白い発見があります。

1歳児で一番月齢の高いDちゃんは 0歳児さんが御飯の準備で座って待ってるとエプロンを袋から出してきてくれたり、お世話してくれたりしています。

また、2歳児のE君は、0歳児さんがハイハイで移動してると、通り際に覗きこむような優しい眼差しで微笑みかけている姿がありました。

0歳児さん同士も離乳食を並んで食べている時、Aちゃんの方からC君に満面の笑顔で笑いかけている姿があり、特に言葉を交わさなくても、子どもから子どもに通じる力って凄いなぁと、思います。

周りの大人は子ども同士の世界を大切に見守りながら、子どもが持っているはずの力を引き出していけるように見ていきたいと思います。

きょうのごはん

2012/08/17

・ごはん

・だしふりかけ

・魚の南蛮漬け

・ブロッコリーのサラダ

・けんちん汁

暑さ

2012/08/17

暑さが続きます。とはいっても、町の中に比べると鞍馬はとても涼しいと思います。

というのも、先日こんな体験をしました。家族が体調を崩したので病院に連れて行ったのですが、病院の玄関から駐車場までほんの200メートル足らずにもかかわらず、シャトルバスが運行されていました。4歳の三男と「これくらいなら歩いていけるのにね。」などと言いながら歩いたのですが、駐車場に近づく頃には照りつける日射しがジリジリと熱いうえにアスファルトの照り返しも加わって、ホントにアツイ!と感じました。子どもはさっさと日陰を見つけて避難していました。体調の良くない人はシャトルバスを使ったのが良いというのも納得できました。

日差しの強さは都会でも田舎でも変わらないはずなのに、これだけ暑く感じるのはアスファルトやコンクリートまたはエアコンの室外機などの影響でしょうか。この病院は山の麓にあって周りにも木がたくさんあるのですが・・・

これは、全く感覚的なものですが、昔に比べて日差しが強くなったような気がします。ジリジリと焼ける感じが強くなったように思うのです。オゾン層が薄くなって地上に降り注ぐ紫外線の量が増えたのではないかと思ってしまいます。

暑さといえば心配されるのが熱中症です。近年、熱中症にかかる人が多く、予防や対策に十分な注意を払う必要があります。特に乳幼児や高齢者は重篤な症状に陥りやすいので、十分な注意が必要です。

近年熱中症にかかる人の数が増えているようです。気温の高い日が増えたことが、一番の原因だと思います。確かに尋常ではない暑さになっている日や場所があります。

知り合いの中学生が3年生になったので部活動を終えて、高校受験に備えて塾に通いだしたそうです。塾は勉強がはかどるようにエアコンを使って快適な温湿度にしてあります。勉強はよくできるそうですが、自宅に帰ってエアコンのスイッチが入っていないと暑くて暑くて仕方がないと感じるようになったそうです。頭痛や吐き気、脱力感など、軽い熱中症と思われる症状も現れたそうです。「ついこの間までは、炎天下で部活動をしていても何ともなかったのに、どういうことだろう。」とご両親は不思議がっておられました。

そんなはなしを聞いて、熱中症の増加は、気温の高い日が多くなったことが大きな原因ですが、もしかすると人間の体温調節をはじめとした気温の変化に対応する能力が低くなってきているのかもしれないと思いました。

だからといって、暑さを我慢しろというつもりは全くありません。それこそ熱中症になってしまったら大変です。

私たちの価値観や、そこから生まれる生活の基本的なことをもう一度ふり返ってみる必要がある気がします。

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