・魚の洋風焼
・ひじきの煮物
・おろし汁
2012/06/05
2012/06/05
散歩先で長〜いアリの行列を見ながらの、年長の子との会話。
保「アリ達はどこに行ってるんやろうなぁ」
子「レストランちゃう?」「すごいお客さんの数やな」「ちがうで、みんなてんいんさんやで」「そっち側か!?」
みたいなやり取りをして散歩から園に戻ると、待っていたかのようにすごい雷雨になりました。こんな機会はめったに無い!昼間なのにとっても暗い二階の窓を空け、しばらくの間遠くの空の稲光を観察しました。「かみなりこわい、あっちいけ」と外に向かって言いながらも、10人の子ども達は黄色く光る空と大きな音に興味津々でした。
2012/06/04
2012/06/04
今年度は子どもたちがいろいろなものを育てています。0・1歳児は園庭のプランターでキュウリの栽培を始めました。小さな苗には、もう小さなキュウリができています。2歳児はフウセンカズラをテラスの軒下で育てて緑のカーテンを作るようです。また、畑ではニンジンを育てようと種を蒔いたようです。3歳児はスイカの苗を畑に植えていました。大きなスイカができて食べられると良いですね。去年もメロンやスイカをほぼ放置した状態で育てましたが、結構実が実りました。今年はどうなるのでしょうか。園庭ではアサガオが本葉を出しています。
5月に保護者の皆さんと一緒に作ったペットボトル稲はずいぶん大きくなりました。日当たりの良い畑に置いているので、水を欠かさないようにしなくてはならないと思います。
いろいろな作物を育てるためには、常に作物のことを気にかけておく必要があります。ついつい忘れて放置してしまうと、枯れたりうまく育たなくなります。かといって水や肥料をやりすぎるなど手を出しすぎると、かえってうまく育たなくなります。
助長ということばがあります。「物事の成長・発展のために外から力を添えること。」という意味もありますが、
もともとは中国の故事によるものです。『孟子』公孫丑上にある
宋の国に苗が伸びないのを心配して、手で引っぱって伸ばした男がいた。疲れ果てて家に帰り、「苗が早く伸びるように一本一本引っぱった」と話した。驚いた息子が走っていって見てみると、苗はすでにみな枯れていた。
という故事です。不必要な手助けをすることでかえって害してしまうとう意味です。
放置しても良くありませんし、不必要な手助けは逆効果です。
子どもも同じだと思います。放任することは良くありませんし、あれこれと手や口を出しすぎる過干渉も良くありません。心はしっかり運んで寄り添いながら、子どもの自ら育つ力を信じ、過剰に干渉することなく、必要なところで必要な関わりをすることが大切なのではないでしょうか。子どもを引っ張っり過ぎて枯らしてしまうことだけは避けたいと思います。
2012/06/04
散歩で道の無い山の中に入っていくと、子ども達の想像力も膨らんで、大きな木が龍に見えたりたくさん枝分かれした木が鹿の角になったりと、聞いている私までワクワクしてきます。枯れ木や枯れ葉を踏みしめ倒木を跨いだりくぐったりしながら進む散歩は探検に近いものがあり、リーダーシップをとる年長の子や、困ったときに近くの子に助けを求める子の姿も見られます。斜面は自分で登れそうだなと思う所を選んで進むので難易度はそれぞれ違います。平坦な道は少なく大人でもすぐに疲れてしまいそうですが、子ども達はすぐに音をあげたりしません。その理由はいろいろあるでしょうが、やはり一番の訳は散歩前に自分達で山の中に入ってぐんぐん進んで行くチームを選んで、自分で納得してついて来ているからかな?と思いました。
2012/06/03
3・4・5歳児の数名が園の周りでいろいろな物を探して遊んでいました。ドングリ、小石、さくらんぼ、ツツジのつぼみ、ハハコグサ、カタツムリのから、リュウノヒゲの真っ青な実、ヘビイチゴ、ユキノシタの花・・・何でも遊び相手にしてしまいます。毛虫が這ってるのを誰かが見つけるとみんながぐるっと取り囲んで見ています。小石を斜面に置くとどうなるのか、滑り落ちるのか、
転がるのか、どのくらい遠くまで行くのか、何度も何度もやってみて確かめています。引力と摩擦と加速度とはいいませんが、物理の実験をしているかのようです。小さな虫が、蜘蛛の巣にかかってもがいている姿をじっと眺める子、いもむしがどうしてこんなにきれいな色をしているのかと不思議がる子、石の色や形、表面の感触をじっくりと確かめている子。
ようく見ると、子どもたちは溢れんばかりのセンスオブワンダーで外界と関わり、理解しようとしている。まさに有能な学び手として学ぼうとしているのだと思います。ですから、おとなが子どもの興味や
関心、何をどう思っているのか、その心を深く考えることなく、危ないからダメ、汚いからダメといたずらに禁止することは避けたいと思うのです。今、何に興味を持ち何を考えているのか、一人ひとりの子どもたちの心に寄り添い、できるだけ子どもと同じ視線で感じ、一緒に驚き、一緒に不思議がり、一緒に感動する。そんな仲間でいたい。子どもたちの姿を見ていたらそんなことを改めて強く感じました。
2012/06/02
2012/06/02
園でもいろいろな変化があります。昨年保護者の方と作った砂場は子どもたちの人気の遊び場の一つで、よく遊んでいますが、あまり直射日光を浴びて遊ぶのはよくありません。特に日差しが強くなるこの季節は要注意です。そこで、何とか日よけを作って欲しいという保育士の願いを叶えるため、用務員役の保育士が頑張って日よけを作ってくれました。業者さんに頼んで作ってもらっても良いのですが、それじゃつまらないということで、できるだけ予算をかけずに作ることにしたようで、農業用の日よけシートを購入しロープをうまく使って砂場の上に張りました。砂場に適度な影を作っています。
また、椿の木の間にかかっていたブランコを大きなムクノキの枝に掛け替えたら、子どもたちは早速いろいろな遊びを楽しんでいました。大きく揺らしてみたり、ねじってくるくる回ってみたり、何人かで乗ってみたり、ブランコ一つで子どもはいろいろな遊びを考え出すものです。
日差しも強くなってきて、子どもたちは園庭に出ると、すぐに水遊びや泥遊びに興じています。土や水など基本的な自然の構成要素は子どもの感性を刺激するというか、大人に比べて、子どもたちはそういった根源的な要素とより近いのかもしれません。
子どもの興味が広がるよう、様々な遊びの要素をいろいろなところにちりばめられると良いと思います。それも、あまり大人が作りすぎた物ではなく、土、水、木などの素材がたくさんあると子どもの想像力を刺激して楽しさが、何倍にも膨らみそうですね。
2012/06/02
5月19日の土曜日に親子遠足がありました。
遠足と言っても、どこかに遠足に行くのではなく、いつも子ども達がお散歩している保育園のまわりをお家の人と一緒に歩くのと、園庭でペットボトルに稲を植えました。
この日はとてもいいお天気で、鞍馬山も新緑が濃くなってきてとても清々しい1日でした。
子ども達の普段の散歩コースを家族の人とゆっくり歩いてもらったんですが、いっぱい新しい発見があったようです。
姿は見えないけれどカエルの鳴き声に耳を傾けたり、放生池のコイにえさをあげたり、魔王の滝でドラコンボールをみつけたり…
子どもの目から見たお散歩コースをじっくり体験してもらえたかなと思ってます。
園庭で食べたお弁当も、木々のあいだから涼しい風を感じながらゆったりした時間を過ごせました。
ペットボトルの稲も生長が楽しみです!!
2012/06/01