卒園式は終わりましたが、卒園した子どもたちは年度末まで園に来ています。保育期間は年度末までなので、保育を希望する子は園に来るのです。全員ではありませんが、毎日、8割くらいの卒園児が来ています。しかし、卒園前とは違って「保育園は一旦離れたけれど遊びに来ている。」という感覚で来ているのだと思います。もちろん3歳児、4歳児の保育に混ざって一緒に遊んでいるのですが、今までよりもよりお兄さんお姉さんになった感覚でいるのでしょう。
先日の土曜日は、園に来ている卒園児は少なかったのですが、みんなで保育士の手伝いをずいぶんとしてくれていたようです。私が園に行くと、手洗い場で3人の卒園児と保育士が1人、並んで何かをしていました。何をしているのかと思って見に行ってみると、みんなで3・4歳児たちのおどうぐばこと粘土のケースを洗ってくれていました。年度末なのできれいにしていたのです。結構汚れていたり、粘土がくっついていたりするので、洗うのは大変だろうと思いましたが、みんなメラミンスポンジを使ってゴシゴシと真剣に洗っています。「きれいになる?」と聞くと、「一応きれいにはなるんやけど、粘土がついてたとこは、汚れが落ちにくいねん。」と答えてくれました。きれいにしようと思って取り組んでくれているのがよくわかります。かなりの数があるので、飽きてしまわないかと思っていましたが、そんな様子もなく張り切ってやっています。そんな後ろ姿がとても頼もしく見えました。
土曜日はお当番活動がないので、昼食の後のランチルームの掃除も卒園児たちが頑張ってくれていました。ずっとやってきたので手慣れたものです。保育士が一人いましたが、全て子どもたちに任せておいて問題ありません。
卒園児さんたち、ありがとう!
小学校に行っても、しっかりと自分を主張しつつ、みんなと協力していろいろなことに挑戦してゆけますね。