台風12号が四国から中国山陰を通って日本海に抜けてゆきました。京都はあまり台風が接近することは少ないのですが、今回は久しぶりに近くを通りました。9月2日金曜日から次第に風雨が強まり、2日夜から3日未明の風は、寝ていても目を覚ますほどでした。2日夜から京都市に暴風警報が発令されていたため、3日は保育はお休みです。万が一暴風警報が解除されたときのために職員は出勤しました。台風11号が接近したときは前夜から出ていた暴風警報が午前7時30分になっても解除されなかったので保育は休務だったのですが、8時30分に警報が解除され、その時点から保育を再会することになりました。幸い職員は出勤していたので慌てることはなかったのですが、職員も自宅待機にしていたら少し慌てていたかもしれません。
3日は台風が近づいてきて、最近経験しないくらいの強風に見舞われました。といっても園は山麓にあるので、開けた土地ほど風が強いわけではありません。それに対して山の上は少し風が強めだったようです。大きな杉の木が左右に大きく揺れて幹から折れてしまうのではないかと心配になるくらいです。強風に揺すられ、幹を大きくしならせながらも風に耐えている木が頼もしく見えました。
3日日中は風の強い状態が続き、雨は断続的でしたが、夜には風よりも雨が激しく降るようになりました。土砂崩れで園舎が埋まっていないか。木が倒れていないかなどと心配しましたが、幸い大きな被害はありませんでした。
和歌山県や奈良県をはじめ、各地で大雨による河川の増水や土砂崩れにより大きな被害が出ているところがあります。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
鞍馬も山に囲まれているところなので、土砂崩れなどが心配されます。今回、大きな被害がなかったことはありがたかったとしか言いようがありません。
でも、まだまだ雨は降り続いています。警戒を続けます。