イヤイヤ期、いわゆる反抗期は個人差もありますが、2歳前後くらいに多く見られます。今まで素直にしていた子が1歳後半頃から次第にイヤイヤらしきものが出てきて、親も一体どうしたのだろうと、戸惑うことと思いますが、自分の意志が出きた証拠です。
2〜3歳頃には自我も芽生え、プライドがあるのに、こんなこと言われた、これだけできるのに、うまくいかないもどかしさ、葛藤の時期でもあります。本当に困っているのは子ども自身でもあるので、子どもの立場にたって考える事が大切な時期でもあります。
意志の疎通が出来てなかったり、ちょっとした自分のこだわりのずれがイヤイヤの原因を大きくし、子どもも言っているうちに訳が分からなくなってきたりする場合もあるので、イヤイヤをやってる中で子どもの気持ちを理解し、子どものタイミングを見て切り替えさせてあげることも大切になってきます。
親が全部してあげるのではなくて、イヤイヤって、なってる時に子どもに、どっちの服着る?など選択権をあたえてあげたり、行為の指示だけ言うのではなくて、次に楽しくなるような声かけだと急に切り替えられたりする姿があります。
その為には、気持ちを受け止めてもらう経験が大事になってくると同時に、イヤイヤして自分を出しきることも成長の上では大切な事なので、子どもの行動を理解しながら、寄り添い、本人が納得できるように導いてあげることが重要だと思います。