電車で登降園している子ども達の帰りの時間が近づいたので保育園の門の所に子ども達が集まってきました。
なんやら雲行きが怪しそう…今にも大粒の雨が降りだしそうです。子ども達も口々に「駅まで降らないかな」「先生、早く行こう!」…
みんなで少し小走りぎみに出発、無事に鞍馬駅に着いた途端に待っていたかのようにザーッと大雨!
「良かったね〜」「間に合ったね」「お母さん、傘持ってきてくれるかなぁ〜」と会話しながら電車に乗り込みました。
すると電車が発車した時にはさっきの大雨がうそのようにやみはじめ、うっすら日差しもさしてきました。ガタンゴトン…電車が鞍馬駅から離れてゆきます。と、向かいの山のすその方にうっすら虹を発見
「あ!虹が見えた」「見えたね〜」「きれいやね〜」
そしたら、
雨があがったよ、お日様がでてきたよ
青い空の向こうには虹がかかったよ〜
子ども達の大好きな歌「虹のむこうに」を誰かが口ずさみ始めたんです。それが隣の子に…また隣の子に…
電車の中でかわいい歌声が響き、一緒に乗って来られた観光客の方々もやさしいまなざしで見てくださってました。