進級式が終わり、新しいクラスカラーの名札をつけて園庭遊びをしている子ども達。去年のゆりぐみ(5歳児)さんと一緒に冬くらいからよくサッカーをして遊んでいた男の子が、園庭の隅でボールを蹴って遊んでいた。しばらく経ってそろそろボール遊びを止めるかな?というタイミングで「登ってみる?」と園庭の石垣を指差しながら聞いてみた。
男の子は「(卒園児の)〇〇ちゃん上手に登ってはったな~」と言いながら、石垣に手足をかけて恐る恐る登ってみる。最初から上の方まで行くのは難しく、途中で諦めるが全く心配はない。「どこまで行けるかな?これ以上はやめておこう」と自分で判断しながら毎日少しずつ登っていくことのほうが大事だし、その方がいい経験になると思う。
だって練習無しで一気に石垣登りを達成出来てしまったら、何度も失敗しながら登りきれるようになった〇〇ちゃんと同じ景色はきっと見られないので。