クッキング保育で、何を作ろうと担任で話し合った結果、どうせなら、生活発表会でした『こんたのおつかい』(絵本の話)つながりで、お揚げを子ども達と一緒に買い物に出かけて、その次の日にクッキング保育で、おいなりさん(いなり寿司)を作ろうということになりました。
子ども達にその事を話すと行く前から「くまのおじさんいるかな?」と話していて、ドングリのお金を用意していた子もいました。電車に乗って行くのも楽しみの一つで「こもれびかな?」「きららやった。」(いずれも叡山電車の車両の名前)と、嬉しそうに言ってました。
電車に揺られて修学院で降りると、たこ焼き屋さんや踏切のカンカンの音に立ちどまる子も…
商店街の中に入り、ようやくお店に到着!「お揚げ下さい。」と言うと一人一人、手さげのレジ袋に入れて手渡してくださいました。帰り道「くまのおじさんじゃなかっね。」と話してました。
クッキングでは、子ども達は、お米とぎ、人参の型ねき、ほうれん草ちぎりをしました。お揚げをコトコトお鍋で煮て、一口ずつ味見もして、午睡後のおやつに、おいなりさん頂くことに。「おいしいね。」と口々に言い合っていて、幼児さんにも「おいしかったよ。ありがとう。」と言ってもらって大満足でした。
全部がつながって本当に良かったなと思います。