給食室の前に、その日のメニューと、その日に使う食材の絵をマグネットにしたものを掲示しています。これを食材マグネットとよんでいます。この食材マグネットを始めてから数か月が経ちました。ある日の朝の事です。年長の女の子3人が給食室の扉をガラガラと開け、「先生~」と何か申し訳なさそうに話しかけてくれました。体調でも悪いのかなぁと思うぐらいの「先生~」と言う呼び声かです。「どうしたの?」と、問いかけると「あんな、あんな・・・・・・」と言葉を濁しています。「どうしたの?大丈夫やし言っていいよ。」と言うと「先生、食材マグネットが途中で終わってる。」と教えてくれました。「えっ!!」と驚く私。あわてて見に行くとおやつを忘れていました。「ありがとう」と言うと、ニコニコ笑顔で「うん!!」と返事をしてくれました。私の事を思って、すごく気を使って伝えてくれました。相手の事を気遣う姿に感動しました。見習います。
「気遣い」
2014/11/20