ある日のおやつの時間のことです。
1歳児のAくんがクラスの先生と一緒に
給食室までおやつをもらいに来てくれました。
クラスの先生がおやつを運んでいる姿を見て
Aくんは私に
「あー、あー!」とおやつを指差していたので
「おやつ、運んでみる??」と聞くと
「うん!」と笑顔で答えてくれました。
おやつが入った小皿をAくんに渡すと
おやつを落とさないように
人とぶつからないように
色んなところに目を配りながら
そーろり、そーろり、お部屋まで運んでくれました。
そして配膳台に丁寧に小皿を置くと
後ろにいた私を見て「おぉ〜!」と安堵の表情を見せてくれました。
その表情を見て、
おやつを運ぶことはAくんにとって
すごく勇気のいる挑戦だったんだなと感じました。
きっと子ども達は毎日、
このような挑戦をして経験を積み重ねて
たくさんのことを学んでいるのですね。
私もAくんを見習って、挑戦することを大切にしたいなと思いました。