園庭ののぼり棒はスイスイとのぼれるKちゃんですが、運動場ののぼり棒は少々高い上にのぼる時揺れるので「先生、運動場ののぼり棒こわいねん・・・」と言ってきました。
「大丈夫!こわくない!!練習したら慣れるよ!」と返事をしかけ、やめました。
うん、たぶん恐いだろうなぁ・・・と思ったからです。
「そっかぁ・・・そうやろうなぁ・・・」
と一瞬、間をおき「そうや!!いいこと考えた!!サルの気持ちになってみたらいいんちゃう??
きっとサルなら高い所が嬉しいやろうし、揺れても全く平気ちゃう??」と返してみました。
すると、Kちゃんの顔が急にパーッと明るくなり、あ、そっか!!と言ってウッキッキーとサルの真似をしながら二階に上がっていきました。
普段はしっかりものでクラスのお姉さん的存在のKちゃんのとても素直で子どもらしい一面を発見しとても愛おしく思いました。