地蔵盆の時、地域の方々からプレゼントとしてボールを頂いた年長児!
とってもうれしかったようでウキウキする姿がみられていました。
そして先日、自分のボールを持って運動場に行ったのですが、運動場まで坂道になっているうえ、脇には川が流れています。
「運動場に行くまでボールをどうやって持って行ったらいいと思う?」と子ども達に投げかけると私が言わんとすることを察知したみんな!
「ボール両手で持って大事に歩かな、川に落ちたら拾われへん、転がっていったら大変!」と子ども達の方から気づいてくれました。
行き道は一人一人大事そうに手に持ち運動場に行きましたが、帰り道は行きの注意をうっかり忘れていたS君が坂道の始まりをドリブルして下りようとしていました。
それに気づいたH君が「あかんで!川に落ちるで!」と注意してくれましたが大丈夫!!と言わんばかりに忠告を聞かないS君、案の定あっという間にS君のボールは川に落ちてしまいました。
「ほーら、言わんこっちゃない!!H君が教えてくれるのになんで言うこと聞かれへんかったんやろ・・・」
と思わず口にした後、幸いにも岩でひっかかりボールは転がっていかなかったので下に下りてボールを拾いました。「だから言ったやん・・」とお小言を言いたいところでしたが「転がっていかへんでよかったな」の言葉に変えてS君に渡しました。
こわばった表情でボールを受け取り小さい声でありがとう・・と言ったS君、
その後給食を食べている時にこっそり教えてくれたのですが「あの時な、僕な、足が震えたんやで・・・」ですって。
お小言は必要なかったな、とその時感じました。