園のこだわり

友だちエピソード 

2013/09/10

前回のブログで0歳児クラスから一緒に過ごしたすみれ組の子どもたちの絆を少しだけ書かせて頂きました。

 

今日はその続き・・・0歳児から一緒のMちゃんとRくんのエピソードです。

MちゃんとRくん・クラスの友だちでじゃれて遊んでいる時に少し度が過ぎてしまい、上に乗っかってしまったりなど・・・エスカレート!!Mちゃんがウェ~ンと泣いてしまいました。それを見つけたRくん!!すぐに飛んで行って泣いているMちゃんの頭を抱きかかえて、笑って上に乗っている友だちを押しのけました。でも押しのけられた友だちは手を出されたと思ってRくんをペシ!Rくんも泣いてしまいます。でもRくんは負けずにMちゃんの頭を抱え「痛いの」とMちゃんの気持ちを必死に伝えて守っていました。

人の痛みを感じられる・・・本当にすごいことだと思います。このエピソードを先輩の先生に話した時にこんな事を教えてもらいました。「今の子ども達は人の痛みを自分の痛みのように感じられなくなっている、だからいじめて泣いている友だちやホームレスの人に暴力をふっている映像を動画などで録り笑ったりする。そして人の痛みを感じるといった心の発達は012歳児の乳児期に育つ力で、それ以降は習得しにくい力なんやって」と・・・先輩の先生も研修で教わってきたところだと話してくださいました。もちろん毎日を丁寧に過ごしていたら自然についていく力だと思いますが、保育士としてしっかりと頭に入れておかないといけない発達だと思いました。

スクロール