最近の1歳児クラスのごっこ遊びを見ていると実に面白くて、自分達が日々経験した事がごっこ遊びの中に入ってきています。
例えば、お弁当デー以来カバンや風呂敷にお弁当入れてお出かけごっこをよくしていて、布のシートを広げると、皆で座って食べるまねをしながら「美味しいね〜。」といっています。
また、最近1歳児クラスだけで、よく行っているお決まりの散歩コースがあり、池の鯉や蟹に出会うのですが、ごっこの中でも「鯉さん来たよ〜オーイ」と言ったり「鯉さんにポイ!ごはんあげよか〜。」「カニさん、石の中にいるかな?」と、子どもたちは本当に散歩に行っているようです。
保育士が石をひとつひとつどけて蟹がいないか見ている姿も真似ながら「いないな〜寝てるかな?」「カニさん、いた。」と、ごっこ遊びも楽しめるようになってきています。
このような生きた体験が、ごっこの世界へとつながり、夢のようなお話が子ども達の間で無限に広がっていて、子どもって本当に凄いなぁ〜と感心します。
大人はこのような子どもの心の言葉をきちんと聞き取り、子どもの心を読み取り、寄り添い、共感し一緒になって喜びたいと思います。