とても天気がよくて風が気持ちいい日に外で給食をみんなで食べました。そんな日の心温まるお話。
その日の給食はボルシチでした!さくら組(2歳児)の女の子はボルシチにウィンナーがひとつしか入っていなくて少しご機嫌ななめ・・・でもウィンナーのおかわりがほしくて苦手な野菜もあっという間に食べ終わりいよいよおかわり!保育士もその子が頑張って野菜も食べたこともあり、ウィンナーを3つも入れておきました。ところが・・・隣に座っていた1歳児の男の子がパク!パク!パク!つまみ食い・・・女の子は保育士に「○○ちゃんが食べはったよ~」と言いながら少し泣きそうになっていました。
男の子にも説明をしてもう一度おかわりに行ったのですが残念ながらボルシチの中にはウィンナーがなく、ちっちゃなちっちゃな端っこだけ・・・もちろん女の子は納得がいくはずもなく、ますます泣きそうになっていました。
するとその日は幼児クラスも園庭で食べていたのですが、ゆり組(5歳児)の女の子が「ウィンナーあげよっか?」と声をかけてくれました。しかも「大きいのんいいよ!」とまたまたうれしい言葉!普段は友達のお皿からもらうことはしないのですがその日は特別にもらっちゃいました。
後から聞いたところによると、年長の女の子はその日「ウィンナーたくさんいれて!」と言っていたようです。自分も好きだったのに譲ってくれた気持ちにうれしくなりました。