このあいだまでの残暑が うそのように秋めいて快いさわやかな季節になりました。それでもまだまだ頑張って鳴き続けている蝉の声を聞くと、最後まで凄いなあ〜と、思います。
電車通園の子ども達と一緒に山門の手前の階段まで来ると、キンモクセイの香が風にのって流れてきます。「キンモクセイのいいにおいがするね〜。」と、言うと「キンモクセイって花が小さいのに、どうして あんなにいいにおいがするんやろな〜?」と、年長組のA君。「確かにそうだね〜どうしてかな?花は小さくても花がいっぱいついてるからかな?」とその時は答えたけれど…
子どもは常に何事においても不思議と思う、目を見はる感性にみち溢れていて感心します。A君の不思議について私も、もう一度考えてみました。キンモクセイは小さいからこそ、自分の存在をアピールして、あんなにいい薫りを出してるのかな…?と、私は思います。蝉もまたそうなのかもしれません…。