体罰が問題になっていて、メディアでもよく取り上げられています。
日本テレビの「世界一受けたい授業」武田鉄矢先生の新・教育白書(4月20日放送)で武田鉄矢さんが体罰について授業をしていらっしゃいました。そこでは、様々なデータを用いながら、体罰の実態が紹介されていました。
たとえば、
小学校から大学までで体罰が一番多い学校は小学校で60%近い体罰が行われている。
体罰が部活の最中に起こったか授業中かという問いには70%近くが授業中に起こっている。
どんな体罰を受けたかでは、70%近くが殴られるという体罰を受けている。
体罰を認めるか否かでは、一切認めないが53%、一定の範囲内で認めても良いが42%
教師を目指す学生に体罰を認めるかどうかを尋ねたところ、体罰を経験した学生は体罰を経験していない学生の3倍以上が体罰を認める
部活別体罰経験率では、バレーボールや野球などの団体競技での体罰率が高い
といったデータが紹介されていました。
小学校で授業中に、殴るなどの体罰が今現在も行われており、部活では団体競技で体罰が多い。といったところでしょうか。
一般的には体罰を一切認めない人が半数強いらっしゃるにも関わらず、体罰を経験した学生は体罰を経験しない学生の3倍以上が体罰を認めた。つまり虐待と同様体罰も連鎖するということです。
こういったデータは何を物語っているのでしょうか・・・