そして、久しぶりに畑に行ってみると、前回見たときとは全く別の世界が広がっていました。作物以外の草が高く伸び、
トウモロコシは背が高いので、よくわかるのですが大豆はかろうじてどこにあるかわかるくらいで、トマトやにんじんはどこにあるのか全くわからない状態です。今年もあっという間にジャングルが出現していました。10日ほどの間に畑の状態をこれほどまで変化させる植物の生命力、自然の力を見せつけられた感じがしました。作物たちはどうなったのでしょう。腰くらいまでの高さの草をかき分けて進み、黒豆の所に行ってみました。黒豆は虫に食われながらも、80センチくらいに育ってたくさんの葉を茂らせていました。
ところどころ花が咲いていたので、しばらくすると豆が実りそうです。黒豆と同時に種まきした大豆も順調に育っていて、こちらは小さな豆が実っていました。ちなみに、私が自宅でプランターに蒔いた大豆は順調に芽を出して花を咲かせ、小さな実をつけていますが、ひょろひょろで弱々しい感じです。畑の大豆は、実こそまだ小さいものの、たくさん葉が茂って力強い感じに育ちました。プランターと地植えではこれほど違うのですね。でも過酷な条件のプランターの方が豆が種を蒔いた時期は遅かったのに、先に豆が実りました。どんな条件がどう作用して、どんな差になって表れるのか全くわかりません。